働く方に起きやすい不調
「いくら休んでも疲れが取れない」疲労症候群
疲れの原因は大きく分けて4つあります。
1、もともと虚弱体質である
2、働きすぎ、頑張り過ぎである
3、暴飲暴食をすることが多い
4、病後で体力が落ちている
ビジネスマンで特に多いのは2番と3番のタイプです。
中医ではこう治す!
体調を聞き、舌を見て、脈を触り、体質と体調をチェックします。
必要な場合は血液検査など各種検査をお勧めすることもあります。
治療に使う生薬の組み合わせ方は中医師の経験がものをいいます。以前漢方薬を飲んでも症状が改善しなかった方でも、経験のある中医師に診察してもらうことで、改善するケースは少なくありません。
■働きすぎ、頑張りすぎの方
働きすぎの方は、必要以上にストレスや興奮があることが多いです。中医では気持ちを和やかにしながら、出ている症状に応じて生薬を組み合わせて治療をします。
活動性の低下や免疫力の低下にはエネルギーを補う生薬を使います。物忘れ、顔色が悪い、不眠などは主に血液を補う生薬を使います。
また、若いころから常に頑張りすぎている人は、他の人よりも早く老化現象が出ることがあります。その場合も中医では症状を重視して治療をしていきます。
漢方薬を飲みながら、生活習慣の改善も必要です。診察の際に中医師からアドバイスをします。
■暴飲暴食をすることが多い方
・単純に胃腸の調子が崩れて元気がなくなっている方の場合は、胃腸の働きを活発にし、栄養分をしっかり吸収し、体に行き渡らせることができる生薬をブレンドします。
・ストレスがあるとお酒を飲みたくなったり、暴食をしてしまう方は、胃腸の調子の改善と血液エネルギーを補う生薬を使うとともに、気持ちをリラックスできるような生薬を使います。
漢方薬を飲みながら、生活習慣の改善も必要です。診察の際に中医師からアドバイスをします。
★保険のこと、漢方ってどうやって飲むの?苦い?どの先生に診てもらえばいい?などなんでもご質問ください。
- 働く方に起きやすい不調
- 2015年02月15日