老中医の診察室〜症状別漢方治療・養生法〜

~「乾燥肌」の治療法~

 

ジメジメした夏が終わりホッとひと安心するのも束の間、秋は乾燥の季節です。喉が渇いて風邪を引きやすいのも悩みの種ですが、お肌の乾燥も様々な問題を引き起こします。カサつつくだけではなく、痒み、フケなど、悩ましいことばかり。
様々なタイプごとに乾燥肌を解決しましょう。

 

 

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【乾燥肌の主な症状】

 

①頭皮が乾燥してかゆい(フケも多くなった)

 

②首、肘、膝裏が乾燥する

 

③かかとが乾燥してガサガサしている

 

④身体全体の皮膚が乾燥して喉も渇く

 

⑤目、口の周りが乾燥して下痢しやすい暴飲暴食した夜は、よく眠れない

 

※他にも乾燥肌の症状は多くあります。実際に症状のある方は中医師にご相談ください。

 

 

【乾燥肌の症状別治療法】

 

①頭皮が乾燥してかゆい

 

特徴:受験生やストレスが多い人、お酒を多く飲む人に現れやすいタイプ。

 

治療:生薬で身体を解毒し、緊張を緩和して血流を改善する生薬の処方。

 

養生:×唐辛子、焼酎、レバー

 

   〇梅干し、スイカ、銀杏など

 

 

②首、肘、膝裏が乾燥する

 

特徴:汗をかきやすい人や、生の海鮮を食べた後、乾燥の症状が現れるタイプ。

 

治療:身体の緊張を緩和し、心が穏やかになる生薬の処方。

 

養生:×刺身、羊肉、アイスクリーム

 

   〇牛蒡、漬物、キュウリなど

 

 

③身体全体が乾燥し喉も渇く

 

特徴:身体を潤わせる「陰」のバランスが悪く、食生活のリズムも乱れているタイプ。

 

治療:「陰」の成分を補い、不安な心を安定させる生薬の処方。

 

養生: ×菓子パン、ケーキ、甘い飲料水

 

   〇アサリ、シナモン、山芋など

 

 

④目、口の周りも乾燥し下痢もしやすい

 

特徴:胃腸の働きが悪く、消化、吸収や排泄が上手くできないタイプ。胃腸の働きが弱い子供に多くみられる。

 

治療:胃腸の働きを改善し食欲を調節する、また血を補う生薬を処方。

 

養生: ×チョコレート、霜降り肉、コーヒー

 

   〇白菜、モロヘイヤ、ハト麦など

 

 

 

★肌に潤いがない時はここをマッサージしよう!★
血海(ケッカイ)

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※膝のお皿のやや上、内側にあるツボ。皿から指4本分くらい上のところを100~200回、優しくマッサージしましょう。

 

 

 

乾燥肌の治療が得意な老中医の診察室】

 

 

芦田 明日香先生

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Aさんは上海に住む35歳の女性です。

 

数年前から乾燥肌に悩まされてきました。主に手足が痒くなり、秋から冬にかけて症状が悪化します。ステロイド薬を使用すると改善しますが、ステロイド剤を使用し続けたくないために来院しました。家事などが忙しくなりストレスが増すと、悪化するそうです。便秘や睡眠障害、怠惰感も伴います。

 

初診時:両手や両足の皮膚が乾燥のためにカサカサして粉を吹き、痒みも伴っています。部位によっては掻いてしまったために、炎症を起こし出血がみられました。

 

芦田先生はAさんの状態を観察し、話を聞いた結果、「気」と「血」が不足している状態と診断しました。治療には生薬に加えて、かゆみを抑えるための外用薬、保湿剤を処方しました。また、アドバイスとして飲食や入浴に関する注意点をお伝えしました。

 

2週間後、痒みに改善が見られ、炎症も見られませんでした。便通も改善されていました。
4週間後、肌の乾燥にも改善が見られ、粉も吹かないようになりました。痒みも前回に比べてさらに改善が見られました。倦怠感や便秘は解消され、睡眠障害にも改善が見られました。
引き続き2週間服用を続けた結果症状が安定しているために治療を終了しました。保湿剤は引き続きご使用いただいています。

 

 

 

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★保険についてのご質問、漢方ってどうやって飲むの?苦い?

どの先生に診てもらえばいい?などなんでもご質問ください

 

 


 

 

■バックナンバー

 

~「じんましん」の治療法~

 

~「睡眠障害・不眠」の治療法~

 

「のぼせ・更年期障害」の治療法

 

「首・肩の痛み」の治療法

 

「女性特有の痛み・尿漏れなど」の治療法

 

「生理不順」の漢方治療・養生法

 

「運動後の痛み」の治療法

 

「外反母趾、巻き爪」の治療法

 

「スマホ病」の治療法

 

「不安感」の漢方治療・養生法

 

「インフルエンザ」の漢方治療・養生法

 

「便秘」の漢方治療・養生法

 

「更年期障害」の漢方治療・養生法

 

「疲労」の漢方治療・養生法

 

「四十肩・五十肩」の治療法

 

「腰痛」の治療法 Part2

 

「咳・喘息」の漢方治療・養生法

 

「めまい」の漢方治療・養生法

 

「首肩の痛み」の鍼灸治療・養生法

 

「乾燥肌」の漢方治療・養生法

 

「風邪&咳」の漢方治療・養生法

 

「冷え性」の漢方治療・養生法

 

「睡眠障害」の漢方治療・養生法

 

「生理痛」の漢方治療・養生法

 

「アトピー」の漢方治療・養生法

 

「生活習慣病」の予防・養生法

 

「繰り返す下痢」の漢方治療・養生法

 

「むくみ」の漢方治療・養生法

 

「腰痛」の漢方治療・養生法

 

「慢性鼻炎」の漢方治療・養生法

 

「胃痛」の漢方治療・養生法

 

「不妊症」の漢方治療・養生法

 

「長引く咳」の漢方治療・養生法

 

~「じんましん」の治療法~

 

ぷつぷつぷつ・・・ふと皮膚に浮き出るじんましん。かゆいのも大変ですが、見た目にも困らされます。様々なタイプごとにじんましんを解決しましょう。

 

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【じんましんの主な症状】

 

①暖かいシャワーを浴びると痒くなる

 

②冷たい飲み物や冷風に触れると皮膚が赤くなる

 

③お酒の摂取量が増えると蕁麻疹が出る

 

④出産後や生理前後に皮膚が痒くなった

 

※他にもじんましんの症状は多くあります。実際に症状のある方は中医師にご相談ください。

 

 

【じんましん症状別治療法】

 

①暖かいシャワーを浴びると痒くなる

 

特徴:身体に熱がこもり、組織や皮膚の炎症が起きやすいタイプ。

 

治療:身体の熱を冷まし身体の毒素を排泄する漢方の処方。また、炎症改善の食事指導やストレスに対する中医カウンセリングを実施。

 

養生:×フライドポテト、焼酎、唐辛子など

 

   〇牛蒡、セロリ、スベリヒユ、菊茶など

 

 

②冷たい飲み物や冷風に触れると皮膚が赤くなる

 

特徴:寒邪が身体に入り、免疫や防衛機能が過剰に反応してしまうタイプ。

 

治療:皮膚や身体の過敏な反応を調節し、免疫力を強化する漢方の処方。

 

養生:×アイスクリーム、チーズ、スイカなど

 

   〇生姜、ナツメ、紫蘇、シナモンロールなど

 

 

③お酒の摂取量が増えると蕁麻疹が出る

 

特徴:お酒は炎症や毛細血管を拡張しやすい性質があるので、体内に湿熱が溜まってしまうタイプ。

 

治療:便尿から老廃物の湿熱を排泄する漢方の処方。及び飲酒量調整の食事指導。

 

 

養生: ×お酒、牛肉、ラーメンなど

 

   〇枝豆、ターメリック、蓮の葉茶など

 

 

④出産後や生理前後に皮膚が痒くなった

 

特徴:血の流れが悪く皮膚に栄養が滋養されていないので、組織の抵抗力が乱れているタイプ。

 

治療:身体や皮膚に血などの栄養を補い、皮膚のバリアを健康にする生薬の処方。

 

養生: ×菓子パン、シュークリーム、うどんなど

 

   〇さつま芋、牛肉煮込み、プルーンなど

 

 

【アレルギーテスト】

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 ★アレルギーの原因を解明しましょう!★

 

食物の過敏性を検査することができます。例えばグルテンなど胃腸で消化できないものを摂取してしまうと、蕁麻疹、アレルギー性鼻炎、喘息などの症状が現れることがあります。治療をする際に、何に対してのアレルギーが発生しているかの原因を解明しながら、治療をしていきましょう。

 

※手のひら側。手首を曲げた時できる皺のあたりで、小指側のくぼんだ所を、指で100~200回、優しくマッサージしましょう。

 

 

 

アレルギーテストをご希望の方はこちらにご連絡ください。

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【じんましんの治療が得意な老中医の診察室】

 

 

王 正中先生

 

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Aさんは上海に住む57歳の女性です。

 

半年前に行った卵巣腫瘍の術後感染に対し抗菌薬による治療を行っていました。治療2日後全身にかゆみが発生しました。患部の境界はあいまいで、赤く、浸出液は見られませんでした。処方されていたのはロラタジン(2錠/日)を用いた抗アレルギー治療でしたが、改善が見られないため、当院を受診されました。

 

初診時:全身に赤みが見られ、ところどころもりあがった様子がありました。喉が渇き、皮膚が熱に触れると症状が悪化し、睡眠状態は悪い状態でした。舌は赤く、薄く苔が見られます。脈は速く細いことがわかりました。

 

王先生はAさんの以上の状態を観察し、話を聞き、診断を行いました。風邪(ふうじゃ)が体の表面を侵し、熱がこもっている状態だと判断しました。

治療にはその風邪と熱を払い、体の毒を取り除く方針で漢方を施しました。使用したのは浮萍,鬼见羽,地肤子,白鲜皮,半枝莲,瓜萎红,炒谷麦芽,柏子仁などの漢方薬です。 漢方薬を服用して7日後、まだ症状が残っていたことから、抗アレルギー薬のロラタジン(2錠/日)も継続していただくことにしました。

 

2回目の診察時、皮膚のかゆみは改善され、熱に触れたときのかゆみもなくなっていました。そのためロラタジンの服用量を1錠/日に減らすことにしました。ややゆるめのお通じが日に2,3度あり、睡眠状態も改善。舌は赤く、薄く苔が見られます。脈は細い状態です。前回の内容をもとに調整した漢方薬を14日分処方しました。

 

3回目の診察時、皮膚のかゆみは改善され、ご自身でロラタジンの服用量を1~2錠/日に減らし、傷口の状態にも明らかな改善が見られました。

 

かつて治療効果のない状態から改善に至ったことから、漢方治療によってじんましんを治療できることがわかります。

 

 


 

 

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~「睡眠障害・不眠」の治療法~

 

ベッドに横になっても眠れない、目覚めが悪くて朝から調子が悪い・・・。眠りの質が悪いと、一日の疲れが取れません。それどころかそのほかのトラブルを起こす原因になるかもしれません。様々なタイプごとに睡眠障害を解決しましょう。

 

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【睡眠障害・不眠の症状】

 

①暴飲暴食した夜は、よく眠れない

 

②お酒を飲むと眠りが浅く、朝、疲れが取れない

 

③寝汗がひどく、動悸があり不安になる

 

④イライラが激しく、一度起きてしまうともう眠れない

 

⑤明け方、早い時間から目が覚めるようになった

 

※他にも睡眠障害・不眠の症状は多くあります。実際に症状のある方は中医師にご相談ください。

 

 

【睡眠障害・不眠の症状別治療法】

 

①暴飲暴食した夜は、よく眠れない

 

特徴:寝る前に過度の食事をとると、心臓の鼓動も強くなり深い睡眠に入ることができません。この原因から慢性的に疲れが溜まりやすくなります。

 

治療:胃腸の中の食物を消化促進する生薬を処方。朝と昼の食事量を増やす、或いは睡眠3時間前は食事をとらないなどの食事指導。健康的な生活リズムへの改善指導。

 

養生:×生魚、牛肉、チョコレート

 

   〇ミント、大根、白菜など

 

 

②お酒を飲むと睡眠が浅くなる

 

特徴:定量以上に晩酌する人は、体の中に湿熱が溜まり、心と身体のバランスが崩れやすくなるため、睡眠が浅くなりがちです。浅い睡眠から日中は疲れやすくなります。

 

治療:身体の老廃物を外に排出させ、興奮を抑え、精神を安定させる生薬の処方。また、飲酒量と期間の改善のための食事指導。

 

養生:×お酒、激辛料理、ラーメン

 

   〇冬瓜、苦瓜、牛蒡など

 

 

③寝汗がひどく、動悸があり不安なる

 

特徴:身体の陰(自律神経とホルモン)のバランスが乱れ、それに対応できない状態で、寝汗や睡眠障害の原因に。更年期障害の人にも起こりやすい症状です。

 

治療:身体を落ち着かせる「血」を補い、心と身体(自律神経などのバランス)を調節する生薬の処方。

 

養生: ×ニンニク、タバコ、羊肉

 

   〇牡蠣、竜眼、ナツメなど

 

 

④イライラして一度起きると眠れない

 

特徴:過度のストレスで肝臓に熱が溜まり、自分ではコントロールできない状態。悩みを抱えてしまうタイプに多く、責任感のある人に多くみられる状態です。

 

治療:肝臓の熱を取り除き、血を補い精神を安定させ、身体の血流を調節する生薬の処方。また心を落ち着かせる良い香りの生薬も処方します。

 

養生: ×唐辛子、お酒、生魚

 

   〇グワバ、セロリ、アサリなど

 

 

眠れない時はこのツボをマッサージ!

 

神門 

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※手のひら側。手首を曲げた時できる皺のあたりで、小指側のくぼんだ所を、指で100~200回、優しくマッサージしましょう。

 

 

【睡眠障害・不眠の治療が得意な老中医の診察室】

 

鄭 淑華先生

 

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Aさんは上海に住む44歳の女性です。

 

睡眠時に目が覚めやすい状況が1週間続いています。睡眠時間は6時間半、疲労感があり身体が重く感じられます。食欲はありますが、喉が渇き、口の中がねばつく感じがします。おなかが張り、おならが多いです。便通は問題ありません。仕事のストレスが気になります。舌はピンク色、苔は淡い黄色で厚く湿り気があります。脈は細い状態でした。

 

劉先生は肝臓の気の流れの詰まりによって熱が生じたことが原因だと診断しました。熱が精神を乱し、不安感を生じさせているのです。

治療には肝臓の火を鎮めて精神を落ち着かせることに加え、脾臓の働きを助けて体にこもった湿気を取り除く処方を行いました。

 

漢方薬を2週間服用し、3週間目に再診察を行いました。睡眠は一旦改善されたものの、仕事のストレスが増えて右側頭部の頭痛が起きていました。不眠の症状も重くなってしまい、鎮痛剤を飲まなければいけない状態です。今度は漢方薬を1週間分処方し、鍼灸と耳ツボの治療も施しました。

1週間後痛みは治まり、睡眠も改善されました。引き続き漢方薬を2週間分処方しました。

 

病気を治療するためには、原因を取り除く必要があります。もしお仕事のような避けることのできないものが原因の場合は、お仕事の方法を改善することで負荷を減らしたり、運動によってストレスを軽減することがとても有効です(週に3~5回がいいでしょう)。またお友達に悩みを打ち明けることでストレス解消したり、必要に応じて心理コンサルタントに相談しましょう。

 

辛い刺激的な食べ物は避け、コーヒーや濃いお茶を控えることも有効です。もし寒い天気で手足が冷えたときは、睡眠前に足湯を約15~20分するといいでしょう。

 

 


 

 

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「生理痛」の漢方治療・養生法

 

「アトピー」の漢方治療・養生法

 

「生活習慣病」の予防・養生法

 

「繰り返す下痢」の漢方治療・養生法

 

「むくみ」の漢方治療・養生法

 

「腰痛」の漢方治療・養生法

 

「慢性鼻炎」の漢方治療・養生法

 

「胃痛」の漢方治療・養生法

 

「不妊症」の漢方治療・養生法

 

「長引く咳」の漢方治療・養生法

 

「のぼせ・更年期障害」の治療法

 

女性は閉経をはさんだ10年前後にホルモンバランスに変化がおこり、心身に様々な不調があらわれる方がいらっしゃいます。生活に少なくない影響を及ぼす一方で、ホルモン以外にストレスなどの要因が関連していることもあり、包括的な診察が必要です。

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【のぼせ・更年期障害の主な症状】

 

①更年期の、のぼせがひどく、汗が止まらない

 

②イライラや気分の落ち込みがひどくなった

 

③夜の寝汗がひどく、寝起きがつらい

 

④冷えのぼせがあり、疲労倦怠感もある

 

⑤ストレスや悩みがあると、のぼせがひどくなる

 

※他にものぼせ・更年期障害の症状は多くあります。実際に症状のある方は中医師にご相談ください。

 

 

【のぼせ・更年期障害の症状別治療法】

 

①汗が出やすく寝汗もある

 

 

特徴:身体をクールにする機能(陰)が減少しているので汗のコントロールができない、睡眠不足になるタイプ。

 

治療:鍼治療で自律神経の調節し、生薬で陰を補い、汗をコントロールする生薬を処方。

 

養生:×ニラ、牛肉、ポテトチップ

 

   〇ユリ根、梨、スッポンなど

 

 

②気分の浮き沈みが激しい

 

特徴:ホルモンの変動により情緒が乱れ、気と血のバランスが悪くなるタイプ。身体の虚弱な人などになりやすい。

 

治療:気血を補い身体に栄養を満たし、精神を安定させる生薬の処方。健康的な生活リズムへの改善指導。

 

養生:×甘いお菓子、激辛料理、お酒

 

   〇竜眼、牡蠣、ナツメなど

 

 

③ストレスや緊張でのぼせがひどくなる

 

特徴:心と身体の(自律神経とホルモン)のバランスが乱れ、それに対応できない状態。過度のストレスの人にも起こりやすいタイプ

 

治療:身体を落ち着かせる「血」を補い、心と身体を調節する生薬の処方。

 

養生: ×ニンニク、タバコ、羊肉

 

   〇ミント、カレー、苦瓜など

 

 

④冷えのぼせに倦怠感

 

特徴:夏バテなどで食欲が低下してしまい、免疫力も低下しているタイプ。気が不足している人に多くみられる。

 

治療:胃腸の働きを改善し食欲を調節する。また気を補い陰陽の調節の生薬を処方。

 

養生: ×冷えたドリンク、ケーキ、生魚

 

   〇トウモロコシ、薬用人参、黄精餅など

 

 

【のぼせてきた時はこのツボをマッサージ!】

 

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※内くるぶしの一番高い所から上へ指4本分上がった所の、太い骨のすぐ横のところを親指で100~200回、優しくマッサージしましょう。

 

 

【のぼせ・更年期障害の治療が得意な老中医の診察室】

 

劉 愛武範先生

 

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Aさんは上海に住む49歳の女性です。

 

半年前からのぼせ、ほてりが気になり始めました。日夜を問わず異常な発汗(とくに頭部と顔に多い)があり、ときどき頭痛にも悩まされるようになりました。また気分的にも浮き沈みが激しく、落ち込んだりイライラしたりを繰り返しています。寝つきも悪くなり、全身に疲労感もあります。生理も周期が不安定になり、最近は3、4か月に一度の頻度になっています。

 

劉先生はAさんの話を丁寧に聞き、診断を行いました。Aさんは腎臓の働きが弱まり精気に影響が出ていること、またストレスによって肝臓にも影響があり、気の流れが滞っていると判断されました。

 

治療には漢方薬を主に使用することになりました。腎臓の陰の気を補い、肝臓の熱をとって気の巡りをよくする生薬を処方したほか、睡眠改善のための安神効果のある生薬を処方しました。

 

治療開始1週間後、異常な汗に改善が見られ始めました。

治療開始1か月後、緊張するとまだ汗が出ますが、平常時は正常な状態になりました。頭痛の発生回数も減少しています。

治療開始2か月後、頭痛はほぼなくなりました。寝つきもよくなり、気分も安定しています。

治療開始3か月後、まだ気分が不安定な時が多少ありますが、汗は改善され、頭痛はなくなりました。睡眠も改善されています。また全身疲労感も感じられなくなりました。

 

生理不順については、年齢的に閉経が近いことから、これが自然な状態とも考えられるため、様子を見ることにしようと相談して決めました。

 

なお、治療期間においては漢方のほか、鍼治療(女性ホルモンバランスの調整、ストレス軽減、全身リラックス)や、カウンセリング(不安定な自分との付き合い方の指導)もあわせて実施しました。

 

 


 

 

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「首・肩の痛み」の治療法

 

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「更年期障害」の漢方治療・養生法

 

「疲労」の漢方治療・養生法

 

「四十肩・五十肩」の治療法

 

「腰痛」の治療法  Part2

 

「咳・喘息」の漢方治療・養生法

 

「めまい」の漢方治療・養生法

 

「首肩の痛み」の鍼灸治療・養生法

 

「乾燥肌」の漢方治療・養生法 

 

「風邪&咳」の漢方治療・養生法

 

「冷え性」の漢方治療・養生法

 

「睡眠障害」の漢方治療・養生法

 

「生理痛」の漢方治療・養生法

 

「アトピー」の漢方治療・養生法

 

「生活習慣病」の予防・養生法

 

「繰り返す下痢」の漢方治療・養生法

 

「むくみ」の漢方治療・養生法

 

「腰痛」の漢方治療・養生法

 

「慢性鼻炎」の漢方治療・養生法

 

「胃痛」の漢方治療・養生法

 

「不妊症」の漢方治療・養生法

 

「長引く咳」の漢方治療・養生法

 

「首・肩の痛み」の治療法

「首(や肩)が凝る!」、「凝るを通り越して痛い!」。どなたもご経験があるのではないでしょうか。とてもなじみのある症状ですがその原因は様々で、確かな治療のためにはしっかり原因を探って治療プランを立てる必要があります。

 

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【首・肩の痛みの主な症状】

 

①子供を抱くと、首肩や背中が痛む

 

②長時間のパソコンで、首肩が痛み頭痛もある

 

③首や肩を動かすと音が鳴り、腕に痺れもある

 

④首肩が痛みで仕事に集中できない

 

※他にも首や肩の痛みの症状は多くあります。実際に症状がある方は中医師にご相談ください。

 

 

【首・肩の痛みの症状別治療法】

 

① 子供を抱くと、首肩や背中が痛む

 

特徴:首や肩を支える背中の筋肉がうまく動かない、または体幹筋肉が弱いタイプ。

 

治療方法:凝り固まった首と肩の筋肉を和らげ、血行を良くし痛みを抑える。

 

運動療法:背中の筋肉を動かす運動と、背中の支える体幹筋力を強化するための運動療法を実施。

 

 

②長時間のパソコンで、首肩が痛み頭痛もある

 

特徴:長時間の首肩の前屈で首の筋肉が疲労し硬くなり、血行が悪くなり頭痛になるタイプ。

 

治療方法:首肩、肩甲骨に付随する関節がスムーズに動くように施術します。脊椎の歪みを調節し安定性も保つようにします。

 

運動療法:一日三回のストレッチ&筋肉収縮運動指導をします。また、仕事姿勢の見直し(机、モニター、マウスの位置など)し、身体全体を支える筋力強化の運動療法を実施します。

 

 

③ 首肩を動かすと音が鳴り、腕のしびれもある

 

特徴:首肩の関節の位置が悪く、関節を固定している靭帯が疲労消耗している状態。慢性的な刺激により関節周りの骨も肥大し神経を圧迫してしまうタイプ

 

治療方法:首肩の関節を正常な位置に調節し、慢性的な刺激を軽減させ、関節周りの血流改善し痛みを軽減する施術をします。

 

運動療法:関節周りの筋力強化を指導します。(テーピング指導も実施)

 

 

④ 首肩が痛みで仕事に集中できない

 

特徴:痛みがあり仕事効率が低下、睡眠時間も短くなり、さらに首肩の痛みが激しくなる悪循環サイクルのタイプ。

 

治療方法:最初に痛みや睡眠をコントロールするために漢方薬や消炎鎮痛剤、鍼治療を行います。症状の改善がみられてきたら、筋肉の血流を改善し、痛みを緩和する施術します。

 

運動療法:身体全体の緊張を緩和する運動療法を実施します。

 

 

【首・肩の痛みの治療が得意な理学療法士の治療室】

 

フランク 範先生

 

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Aさんは46歳の女性です。半年ほど首の右側が痛む症状に悩まされています。

首を傾ける範囲が狭くなっているように感じます。痛みは肩甲骨の内側にもおよびはじめ、親指にしびれも感じるようになってきました。不安になったAさんは当クリニックを受診されました。

 

フランク・範先生はAさんの話をじっくりと聞いた後、Aさんの身体の状態を細かく検査していきます。首の稼動範囲がどうなっているか、痛みが目立つ部位はどこか、骨格のゆがみがあるかどうか・・・。結果、フランク・範先生は僧帽筋に問題があると判断しました。僧帽筋は背中にある大きな筋肉のひとつです。胸の辺りの高さから肩、首にかけて広がっています。肩凝りの方はよく肩をもみますが、そこは僧帽筋の一部なのです。この筋肉が緊張する(=凝る)ことによって、首や肩の痛みだけではなく親指の痺れも引き起こしているのでした。

 

首や肩の凝りの原因は僧帽筋だけではなく様々です。原因の切り分けのためにしっかりとした検査が必要になります。

 

フランク・範先生はAさんに筋肉の緊張をほぐす手技を行ないました。解剖の知識に基づく的確な部位のマッサージだけでなく、Aさんの身体を動かしながら実施するMETという特別な手法を用いました。筋肉だけでなく関節にも働きかけ、また意外なことに呼吸の方法についての改善トレーニングも実施されました。実は僧帽筋は呼吸にも重要な役割を担っているのです。

 

またフランク・範先生は日常生活におけるアドバイスも行ないました。一人でも行なえるストレッチの方法、首の姿勢の改善(うつむきがちな姿勢を避ける、適度なストレッチや筋力トレーニングなど)、重い荷物を長時間もたないなど・・・。

 

Aさんは10回の治療(姿勢の矯正、ストレッチ、呼吸トレーニングなど)の後、あんなに悩まされていた痛みや痺れがなくなりました。

 


 

 

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