老中医の診察室〜症状別漢方治療・養生法〜

~「インフルエンザ」の治療法~

 

冬になると心配なのがご家族の風邪。とくにお子様の場合はふとした油断から発病、悪化することもあります。様々なタイプごとにインフルエンザや風邪を解決しましょう。

 

1500

 

 

【インフルエンザの主な症状】

 

①インフルエンザ流行時に必ずうつる

 

 

②冬になると風邪をひく

 

 

③風邪をひくと、咳が治りにくい

 

 

④風邪を引いたり直ったりを繰り返す

 

 

⑤環境の変化があると風邪をひく

 

※他にもインフルエンザの症状は多くあります。実際に症状のある方は中医師にご相談ください。

 

 

【インフルエンザの症状別治療法】

 

①インフルエンザ流行時に必ずうつる

 

特徴:日頃から少食で、胃腸の働きが弱い子や、ストレスが多く緊張している人は、身体の気(抵抗力)がなくなり、インフルエンザに感染しやすくなります。

 

治療:「気」を補う生薬で抵抗力を上げ、抗ウイルス生薬を処方。ストレスが多い人には、心と身体を調節する生薬の処方。食事指導も同時に実施。

 

養生:×ラーメン、アイスクリーム、お菓子

 

   〇菊茶、ミカン、あずきなど

 

 

②冬になると風邪をひく

 

特徴:上海の気温の落差が激しく、身体が対応できないタイプ。

 

治療:体温調節能力を調節する生薬の処方。汗腺のコントロールのための運動指導。

 

養生:×コーヒー、冷えたドリンク、唐辛子

 

   〇梅干し、生姜、ナツメなど

 

 

③風邪をひくと咳が治りにくい

 

特徴:お酒や甘いデザートが好きな方で、身体に老廃物が溜まりやすい方に多い症状。 風邪を引いた際、その影響で痰が出やすく、咳が止まらなくなります。

 

治療:身体の老廃物を排泄させるデトックス生薬と、咳を止める生薬の処方。飲酒量の調整などの食事指導。

 

養生: ×お酒、紅炒肉、生クリームなど

 

   〇セロリ、ルッコラ、キャベツなど

 

 

風邪を引いたり直ったりを繰り返す

 

特徴:睡眠不足、ストレスや過度の疲労により、抵抗力がない状態の人に多くみられる症状。

 

治療:睡眠の質を高める生薬や、薬用ニンジンなど体力を補いストレスを改善する生薬を処方。

 

養生: ×唐辛子、こんにゃく、フライドポテト

 

   〇山芋、竜眼、アサリなど

 

 

 

★風邪予防にここをマッサージしよう!★
合谷(ゴウコク)

3500

 

※親指で一番膨らんだところをマッサージしましょう。親指で100~200回、優しくマッサージしましょう。

 

 

 

インフルエンザ、風邪の治療が得意な老中医の診察室】

 

 

王 正中先生

4

 

Aさんは上海に住む43歳の男性です。

 

 

のどの痛みが5日間続いています。咳が出ており、ややタンが絡みます。のどの渇きも感じています。鼻水鼻づまりはなく、大便も一日に一度ありますが、やや軟便です。食欲に問題はありません。

王先生はさらに詳しい状態を観察します。舌は赤色で、ややうすい苔があります。脈は浮いている状態でした。このことから、風邪(ふうじゃ)によって侵され、上半身の調子を妨げていると診断しました。治療にはそれらに応じた漢方を処方しました。

 

 

痰が絡む咳が出ると病院を訪れました。夜になると突然発作的に咳が出て眠れなくなるそうです。咳は5分くらい継続し、胸が痛く息苦しくなるそうです。また、漢方を服用する際には生姜を少々加えてたくさん白湯を飲むように指導しました。発汗による風邪(ふうじゃ)の発散を期待しての指導です。

 

 

1週間後、のどの痛み、咳、寒気は改善されました。風風(ふうじゃ)が取り除かれた状態でしたが、さらなる改善を目指してもう7日分の漢方を新たに処方しました。

 

 

 

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★保険についてのご質問、漢方ってどうやって飲むの?苦い?

どの先生に診てもらえばいい?などなんでもご質問ください

 

 


 

 

■バックナンバー

 

  ~「咳・喘息」の治療法~

 

~「乾燥肌」の治療法~

 

~「じんましん」の治療法~

 

~「睡眠障害・不眠」の治療法~

 

「のぼせ・更年期障害」の治療法

 

「首・肩の痛み」の治療法

 

「女性特有の痛み・尿漏れなど」の治療法

 

「生理不順」の漢方治療・養生法

 

「運動後の痛み」の治療法

 

「外反母趾、巻き爪」の治療法

 

「スマホ病」の治療法

 

「不安感」の漢方治療・養生法

 

「インフルエンザ」の漢方治療・養生法

 

「便秘」の漢方治療・養生法

 

「更年期障害」の漢方治療・養生法

 

「疲労」の漢方治療・養生法

 

「四十肩・五十肩」の治療法

 

「腰痛」の治療法 Part2

 

「咳・喘息」の漢方治療・養生法

 

「めまい」の漢方治療・養生法

 

「首肩の痛み」の鍼灸治療・養生法

 

「乾燥肌」の漢方治療・養生法

 

「風邪&咳」の漢方治療・養生法

 

「冷え性」の漢方治療・養生法

 

「睡眠障害」の漢方治療・養生法

 

「生理痛」の漢方治療・養生法

 

「アトピー」の漢方治療・養生法

 

「生活習慣病」の予防・養生法

 

「繰り返す下痢」の漢方治療・養生法

 

「むくみ」の漢方治療・養生法

 

「腰痛」の漢方治療・養生法

 

「慢性鼻炎」の漢方治療・養生法

 

「胃痛」の漢方治療・養生法

 

「不妊症」の漢方治療・養生法

 

「長引く咳」の漢方治療・養生法

 

~「咳・喘息」の治療法~

 

空気の乾燥する冬は咳や喘息が発生しづらい季節です。でも「乾燥した空気」「冬」以外にも咳と喘息を引き起こす原因があるのです。

様々なタイプごとに咳・喘息を解決しましょう。

 

 

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【咳・喘息の主な症状】

 

①冷たい空気に触れると咳が出る

 

 

②風邪をひいた後、ずっと咳だけが治らない

 

 

③タバコを吸うと苦しくて、咳が止まらない

 

 

④甘い物を食べると、喉に痰が詰まり息苦しくなる

 

 

⑤横になると、咳が激しく眠れない

 

※他にも咳・喘息の症状は多くあります。実際に症状のある方は中医師にご相談ください。

 

 

【咳・喘息の症状別治療法】

 

①冷たい空気に触れると咳が出る

 

特徴:身体を防衛する力が弱く、季節の変化に身体が対応できないタイプ。

 

治療:身体を温め血の循環を良くし、腎を養い免疫をコントロールする生薬を処方。

 

養生:×柑橘類、アイスクリーム、疲労など

 

   〇梅干し、ブルーベリー、シナモンなど

 

 

②風邪をひいた後、ずっと咳だけが治らない

 

特徴:体力がない為、ウイルスや細菌を完全に駆除できない、気血が足りないタイプ。

 

治療:胃腸をコントロールし衛気を養い、病原体を減らす解毒の生薬を処方。

 

養生:×生魚、エビやカニ、鶏のから揚げなど

 

   〇ミント、大根、牛蒡など

 

 

③甘い物を食べると痰が詰まり息苦しくなる

 

特徴:甘い物を好んで食べる人に多く、咽喉に痰が溜まり、ウイルスや細菌が住みやすくなるタイプ。

 

治療:胃腸を活発に動かす生薬と、痰を排泄し解毒する生薬を処方。

 

養生: ×菓子パン、マシュマロ、チーズケーキなど

 

   〇セロリ、ルッコラ、キャベツなど

 

 

④横になると、咳が激しく眠れない

 

特徴:病原体が多く肺の気(機能)が乱れているタイプ、身体がむくみやすい人に良くみられる。

 

治療:病原体を駆除する解毒の生薬と、の機能を助ける生薬を処方。

 

養生: ×お酒、羊肉、コーヒーなど

 

   〇銀杏、杏仁、ユリ根など

 

 

 

★咳が止まらない時はここをマッサージしよう!★
列缺(レッケツ)

2500

 

※左右の親指を交差し、人差し指の先が当たる所で、脈のふれてない所をやさしく100~200回、マッサージしましょう。

 

 

 

【咳・喘息の治療が得意な老中医の診察室】

 

 

古川 裕三先生

3

 

Aさんは上海に住む48歳の女性です。

 

 

痰が絡む咳が出ると病院を訪れました。夜になると突然発作的に咳が出て眠れなくなるそうです。咳は5分くらい継続し、胸が痛く息苦しくなるそうです。

以前、患者は冷えたビールを飲むことが多く、エアコンの効いた部屋で体を冷やしてしまい、その後喉の痛み、寒気などの風邪のような症状が現れたそうです。西洋医のクリニックで総合感冒薬を処方され、熱や喉の痛み、関節痛に改善が見られました。しかしその後咳が出始め、夜には発作的な連続する咳が出るようになりました。咳止めを2週間服用しても改善が見られないため、当クリニックを受診されました。

 

 

古川先生はさらに患者の詳しい状態を聞き出します。痰は白く粘り気がある、鼻水が喉に流れる、喉が痒くて渇くことがわかりました。舌は赤く、白い苔が見られます。 風邪(ふうじゃ)がまだ抜けきっておらず、身体に痰の熱がこもっていることから、「肺」の機能が損なわれていると診断しました。治療にはそれらに応じた漢方を処方しました。 また西洋医学的な検査からマイコプラズマ抗体が陽性とわかりました。体力回復のために規則正しい食生活、睡眠時間の確保、飲酒と喫煙は咳を誘発するために制限するようアドバイスを行いました。

 

 

1週間後、睡眠時の咳が減り、睡眠の質が改善されるようになりました。痰の色も白から透明に変わりました。鼻水はなくなり、喉のかゆみだけが残っています。お話をすると咳が出やすい状態だそうです。食欲もあり、体力が回復しています。 さらに同じ処方を1週間服用いただいた結果、咳がおさまり、治療終了となりました。

 

 

 

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~「乾燥肌」の治療法~

 

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「便秘」の漢方治療・養生法

 

「更年期障害」の漢方治療・養生法

 

「疲労」の漢方治療・養生法

 

「四十肩・五十肩」の治療法

 

「腰痛」の治療法 Part2

 

「咳・喘息」の漢方治療・養生法

 

「めまい」の漢方治療・養生法

 

「首肩の痛み」の鍼灸治療・養生法

 

「乾燥肌」の漢方治療・養生法

 

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「アトピー」の漢方治療・養生法

 

「生活習慣病」の予防・養生法

 

「繰り返す下痢」の漢方治療・養生法

 

「むくみ」の漢方治療・養生法

 

「腰痛」の漢方治療・養生法

 

「慢性鼻炎」の漢方治療・養生法

 

「胃痛」の漢方治療・養生法

 

「不妊症」の漢方治療・養生法

 

「長引く咳」の漢方治療・養生法

 

~「乾燥肌」の治療法~

 

ジメジメした夏が終わりホッとひと安心するのも束の間、秋は乾燥の季節です。喉が渇いて風邪を引きやすいのも悩みの種ですが、お肌の乾燥も様々な問題を引き起こします。カサつつくだけではなく、痒み、フケなど、悩ましいことばかり。
様々なタイプごとに乾燥肌を解決しましょう。

 

 

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【乾燥肌の主な症状】

 

①頭皮が乾燥してかゆい(フケも多くなった)

 

②首、肘、膝裏が乾燥する

 

③かかとが乾燥してガサガサしている

 

④身体全体の皮膚が乾燥して喉も渇く

 

⑤目、口の周りが乾燥して下痢しやすい暴飲暴食した夜は、よく眠れない

 

※他にも乾燥肌の症状は多くあります。実際に症状のある方は中医師にご相談ください。

 

 

【乾燥肌の症状別治療法】

 

①頭皮が乾燥してかゆい

 

特徴:受験生やストレスが多い人、お酒を多く飲む人に現れやすいタイプ。

 

治療:生薬で身体を解毒し、緊張を緩和して血流を改善する生薬の処方。

 

養生:×唐辛子、焼酎、レバー

 

   〇梅干し、スイカ、銀杏など

 

 

②首、肘、膝裏が乾燥する

 

特徴:汗をかきやすい人や、生の海鮮を食べた後、乾燥の症状が現れるタイプ。

 

治療:身体の緊張を緩和し、心が穏やかになる生薬の処方。

 

養生:×刺身、羊肉、アイスクリーム

 

   〇牛蒡、漬物、キュウリなど

 

 

③身体全体が乾燥し喉も渇く

 

特徴:身体を潤わせる「陰」のバランスが悪く、食生活のリズムも乱れているタイプ。

 

治療:「陰」の成分を補い、不安な心を安定させる生薬の処方。

 

養生: ×菓子パン、ケーキ、甘い飲料水

 

   〇アサリ、シナモン、山芋など

 

 

④目、口の周りも乾燥し下痢もしやすい

 

特徴:胃腸の働きが悪く、消化、吸収や排泄が上手くできないタイプ。胃腸の働きが弱い子供に多くみられる。

 

治療:胃腸の働きを改善し食欲を調節する、また血を補う生薬を処方。

 

養生: ×チョコレート、霜降り肉、コーヒー

 

   〇白菜、モロヘイヤ、ハト麦など

 

 

 

★肌に潤いがない時はここをマッサージしよう!★
血海(ケッカイ)

2500

 

※膝のお皿のやや上、内側にあるツボ。皿から指4本分くらい上のところを100~200回、優しくマッサージしましょう。

 

 

 

乾燥肌の治療が得意な老中医の診察室】

 

 

芦田 明日香先生

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Aさんは上海に住む35歳の女性です。

 

数年前から乾燥肌に悩まされてきました。主に手足が痒くなり、秋から冬にかけて症状が悪化します。ステロイド薬を使用すると改善しますが、ステロイド剤を使用し続けたくないために来院しました。家事などが忙しくなりストレスが増すと、悪化するそうです。便秘や睡眠障害、怠惰感も伴います。

 

初診時:両手や両足の皮膚が乾燥のためにカサカサして粉を吹き、痒みも伴っています。部位によっては掻いてしまったために、炎症を起こし出血がみられました。

 

芦田先生はAさんの状態を観察し、話を聞いた結果、「気」と「血」が不足している状態と診断しました。治療には生薬に加えて、かゆみを抑えるための外用薬、保湿剤を処方しました。また、アドバイスとして飲食や入浴に関する注意点をお伝えしました。

 

2週間後、痒みに改善が見られ、炎症も見られませんでした。便通も改善されていました。
4週間後、肌の乾燥にも改善が見られ、粉も吹かないようになりました。痒みも前回に比べてさらに改善が見られました。倦怠感や便秘は解消され、睡眠障害にも改善が見られました。
引き続き2週間服用を続けた結果症状が安定しているために治療を終了しました。保湿剤は引き続きご使用いただいています。

 

 

 

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★保険についてのご質問、漢方ってどうやって飲むの?苦い?

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~「じんましん」の治療法~

 

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「便秘」の漢方治療・養生法

 

「更年期障害」の漢方治療・養生法

 

「疲労」の漢方治療・養生法

 

「四十肩・五十肩」の治療法

 

「腰痛」の治療法 Part2

 

「咳・喘息」の漢方治療・養生法

 

「めまい」の漢方治療・養生法

 

「首肩の痛み」の鍼灸治療・養生法

 

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「風邪&咳」の漢方治療・養生法

 

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「生活習慣病」の予防・養生法

 

「繰り返す下痢」の漢方治療・養生法

 

「むくみ」の漢方治療・養生法

 

「腰痛」の漢方治療・養生法

 

「慢性鼻炎」の漢方治療・養生法

 

「胃痛」の漢方治療・養生法

 

「不妊症」の漢方治療・養生法

 

「長引く咳」の漢方治療・養生法

 

~「じんましん」の治療法~

 

ぷつぷつぷつ・・・ふと皮膚に浮き出るじんましん。かゆいのも大変ですが、見た目にも困らされます。様々なタイプごとにじんましんを解決しましょう。

 

jinmashin

 

【じんましんの主な症状】

 

①暖かいシャワーを浴びると痒くなる

 

②冷たい飲み物や冷風に触れると皮膚が赤くなる

 

③お酒の摂取量が増えると蕁麻疹が出る

 

④出産後や生理前後に皮膚が痒くなった

 

※他にもじんましんの症状は多くあります。実際に症状のある方は中医師にご相談ください。

 

 

【じんましん症状別治療法】

 

①暖かいシャワーを浴びると痒くなる

 

特徴:身体に熱がこもり、組織や皮膚の炎症が起きやすいタイプ。

 

治療:身体の熱を冷まし身体の毒素を排泄する漢方の処方。また、炎症改善の食事指導やストレスに対する中医カウンセリングを実施。

 

養生:×フライドポテト、焼酎、唐辛子など

 

   〇牛蒡、セロリ、スベリヒユ、菊茶など

 

 

②冷たい飲み物や冷風に触れると皮膚が赤くなる

 

特徴:寒邪が身体に入り、免疫や防衛機能が過剰に反応してしまうタイプ。

 

治療:皮膚や身体の過敏な反応を調節し、免疫力を強化する漢方の処方。

 

養生:×アイスクリーム、チーズ、スイカなど

 

   〇生姜、ナツメ、紫蘇、シナモンロールなど

 

 

③お酒の摂取量が増えると蕁麻疹が出る

 

特徴:お酒は炎症や毛細血管を拡張しやすい性質があるので、体内に湿熱が溜まってしまうタイプ。

 

治療:便尿から老廃物の湿熱を排泄する漢方の処方。及び飲酒量調整の食事指導。

 

 

養生: ×お酒、牛肉、ラーメンなど

 

   〇枝豆、ターメリック、蓮の葉茶など

 

 

④出産後や生理前後に皮膚が痒くなった

 

特徴:血の流れが悪く皮膚に栄養が滋養されていないので、組織の抵抗力が乱れているタイプ。

 

治療:身体や皮膚に血などの栄養を補い、皮膚のバリアを健康にする生薬の処方。

 

養生: ×菓子パン、シュークリーム、うどんなど

 

   〇さつま芋、牛肉煮込み、プルーンなど

 

 

【アレルギーテスト】

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 ★アレルギーの原因を解明しましょう!★

 

食物の過敏性を検査することができます。例えばグルテンなど胃腸で消化できないものを摂取してしまうと、蕁麻疹、アレルギー性鼻炎、喘息などの症状が現れることがあります。治療をする際に、何に対してのアレルギーが発生しているかの原因を解明しながら、治療をしていきましょう。

 

※手のひら側。手首を曲げた時できる皺のあたりで、小指側のくぼんだ所を、指で100~200回、優しくマッサージしましょう。

 

 

 

アレルギーテストをご希望の方はこちらにご連絡ください。

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【じんましんの治療が得意な老中医の診察室】

 

 

王 正中先生

 

wang sensei

 

Aさんは上海に住む57歳の女性です。

 

半年前に行った卵巣腫瘍の術後感染に対し抗菌薬による治療を行っていました。治療2日後全身にかゆみが発生しました。患部の境界はあいまいで、赤く、浸出液は見られませんでした。処方されていたのはロラタジン(2錠/日)を用いた抗アレルギー治療でしたが、改善が見られないため、当院を受診されました。

 

初診時:全身に赤みが見られ、ところどころもりあがった様子がありました。喉が渇き、皮膚が熱に触れると症状が悪化し、睡眠状態は悪い状態でした。舌は赤く、薄く苔が見られます。脈は速く細いことがわかりました。

 

王先生はAさんの以上の状態を観察し、話を聞き、診断を行いました。風邪(ふうじゃ)が体の表面を侵し、熱がこもっている状態だと判断しました。

治療にはその風邪と熱を払い、体の毒を取り除く方針で漢方を施しました。使用したのは浮萍,鬼见羽,地肤子,白鲜皮,半枝莲,瓜萎红,炒谷麦芽,柏子仁などの漢方薬です。 漢方薬を服用して7日後、まだ症状が残っていたことから、抗アレルギー薬のロラタジン(2錠/日)も継続していただくことにしました。

 

2回目の診察時、皮膚のかゆみは改善され、熱に触れたときのかゆみもなくなっていました。そのためロラタジンの服用量を1錠/日に減らすことにしました。ややゆるめのお通じが日に2,3度あり、睡眠状態も改善。舌は赤く、薄く苔が見られます。脈は細い状態です。前回の内容をもとに調整した漢方薬を14日分処方しました。

 

3回目の診察時、皮膚のかゆみは改善され、ご自身でロラタジンの服用量を1~2錠/日に減らし、傷口の状態にも明らかな改善が見られました。

 

かつて治療効果のない状態から改善に至ったことから、漢方治療によってじんましんを治療できることがわかります。

 

 


 

 

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 ~「睡眠障害・不眠」の治療法~

 

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「外反母趾、巻き爪」の治療法

 

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「繰り返す下痢」の漢方治療・養生法

 

「むくみ」の漢方治療・養生法

 

「腰痛」の漢方治療・養生法

 

「慢性鼻炎」の漢方治療・養生法

 

「胃痛」の漢方治療・養生法

 

「不妊症」の漢方治療・養生法

 

「長引く咳」の漢方治療・養生法

 

~「睡眠障害・不眠」の治療法~

 

ベッドに横になっても眠れない、目覚めが悪くて朝から調子が悪い・・・。眠りの質が悪いと、一日の疲れが取れません。それどころかそのほかのトラブルを起こす原因になるかもしれません。様々なタイプごとに睡眠障害を解決しましょう。

 

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【睡眠障害・不眠の症状】

 

①暴飲暴食した夜は、よく眠れない

 

②お酒を飲むと眠りが浅く、朝、疲れが取れない

 

③寝汗がひどく、動悸があり不安になる

 

④イライラが激しく、一度起きてしまうともう眠れない

 

⑤明け方、早い時間から目が覚めるようになった

 

※他にも睡眠障害・不眠の症状は多くあります。実際に症状のある方は中医師にご相談ください。

 

 

【睡眠障害・不眠の症状別治療法】

 

①暴飲暴食した夜は、よく眠れない

 

特徴:寝る前に過度の食事をとると、心臓の鼓動も強くなり深い睡眠に入ることができません。この原因から慢性的に疲れが溜まりやすくなります。

 

治療:胃腸の中の食物を消化促進する生薬を処方。朝と昼の食事量を増やす、或いは睡眠3時間前は食事をとらないなどの食事指導。健康的な生活リズムへの改善指導。

 

養生:×生魚、牛肉、チョコレート

 

   〇ミント、大根、白菜など

 

 

②お酒を飲むと睡眠が浅くなる

 

特徴:定量以上に晩酌する人は、体の中に湿熱が溜まり、心と身体のバランスが崩れやすくなるため、睡眠が浅くなりがちです。浅い睡眠から日中は疲れやすくなります。

 

治療:身体の老廃物を外に排出させ、興奮を抑え、精神を安定させる生薬の処方。また、飲酒量と期間の改善のための食事指導。

 

養生:×お酒、激辛料理、ラーメン

 

   〇冬瓜、苦瓜、牛蒡など

 

 

③寝汗がひどく、動悸があり不安なる

 

特徴:身体の陰(自律神経とホルモン)のバランスが乱れ、それに対応できない状態で、寝汗や睡眠障害の原因に。更年期障害の人にも起こりやすい症状です。

 

治療:身体を落ち着かせる「血」を補い、心と身体(自律神経などのバランス)を調節する生薬の処方。

 

養生: ×ニンニク、タバコ、羊肉

 

   〇牡蠣、竜眼、ナツメなど

 

 

④イライラして一度起きると眠れない

 

特徴:過度のストレスで肝臓に熱が溜まり、自分ではコントロールできない状態。悩みを抱えてしまうタイプに多く、責任感のある人に多くみられる状態です。

 

治療:肝臓の熱を取り除き、血を補い精神を安定させ、身体の血流を調節する生薬の処方。また心を落ち着かせる良い香りの生薬も処方します。

 

養生: ×唐辛子、お酒、生魚

 

   〇グワバ、セロリ、アサリなど

 

 

眠れない時はこのツボをマッサージ!

 

神門 

2

 

※手のひら側。手首を曲げた時できる皺のあたりで、小指側のくぼんだ所を、指で100~200回、優しくマッサージしましょう。

 

 

【睡眠障害・不眠の治療が得意な老中医の診察室】

 

鄭 淑華先生

 

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Aさんは上海に住む44歳の女性です。

 

睡眠時に目が覚めやすい状況が1週間続いています。睡眠時間は6時間半、疲労感があり身体が重く感じられます。食欲はありますが、喉が渇き、口の中がねばつく感じがします。おなかが張り、おならが多いです。便通は問題ありません。仕事のストレスが気になります。舌はピンク色、苔は淡い黄色で厚く湿り気があります。脈は細い状態でした。

 

劉先生は肝臓の気の流れの詰まりによって熱が生じたことが原因だと診断しました。熱が精神を乱し、不安感を生じさせているのです。

治療には肝臓の火を鎮めて精神を落ち着かせることに加え、脾臓の働きを助けて体にこもった湿気を取り除く処方を行いました。

 

漢方薬を2週間服用し、3週間目に再診察を行いました。睡眠は一旦改善されたものの、仕事のストレスが増えて右側頭部の頭痛が起きていました。不眠の症状も重くなってしまい、鎮痛剤を飲まなければいけない状態です。今度は漢方薬を1週間分処方し、鍼灸と耳ツボの治療も施しました。

1週間後痛みは治まり、睡眠も改善されました。引き続き漢方薬を2週間分処方しました。

 

病気を治療するためには、原因を取り除く必要があります。もしお仕事のような避けることのできないものが原因の場合は、お仕事の方法を改善することで負荷を減らしたり、運動によってストレスを軽減することがとても有効です(週に3~5回がいいでしょう)。またお友達に悩みを打ち明けることでストレス解消したり、必要に応じて心理コンサルタントに相談しましょう。

 

辛い刺激的な食べ物は避け、コーヒーや濃いお茶を控えることも有効です。もし寒い天気で手足が冷えたときは、睡眠前に足湯を約15~20分するといいでしょう。

 

 


 

 

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