診療の流れ
診察の流れ
私達は西洋と中国医学を融合させたクリニックです。また様々な病気を心と体の両面から診察していきます。そのため「初診1時間・再診30分」と、カウンセリングの時間を十分に設け、個々の患者に合わせた解決方法を提案いたします。
1. 完全予約制
ご予約はお電話とメールにて受付けております。ご予約時には「お困りの症状」「お名前」「ご連絡先」「ご希望日時」「加入されている保険会社名」などをお伺いいたします。細かな症状につきましては、ドクターがお伺いいたします。すべての診察で、初診は1時間の相談時間を設けております。
※完全予約制ですので、キャンセルの際は、なるべくお早めにお電話にてご連絡ください。
※保険に関する質問(キャッシュレス可能かどうかなど)は、保険部が丁寧にご説明させていただき、できるだけ患者様が安心して、治療が受けられるようにフォローしております。日本発行のクレジットカード付帯保険を含め、ほぼすべての海外旅行傷害保険でキャッシュレス対応しておりますが、ご心配の際はなんなりとご質問ください。
2. 初めての方へ
初めての方は、「自分の症状は診察できるのか?」「漢方で治るのか?」「子供は診察できるのか?」など中国医学(漢方)についての質問がある場合は、お電話でも簡単にドクターにご相談していただけます。
ただし、お電話だけでは、実際の症状が把握できないため、十分な説明が出来ない場合もございますので、簡単な相談の後は受付スタッフと診察のご予約をお取りくださいませ。来院時に「現在服用の薬」「健康診断の結果」などがあればご持参ください。これらも参考にさせていただき、ドクターがより細かい症状等、お伺いいたします。西洋医学と異なり、中国医学(漢方)では、症状以外に現在の心の状態や、生活習慣など、幅広い範囲にわたって細やかに診察が行われますので、緊張せずリラックスしてドクターの質問にお応えください。
3. 中医の診察方法
中医学の診察は「望診」「聞診」「問診」「切診」の4種類があり、これをまとめて「四診」と呼んでいます。「望診」とは舌の状態や顔色・体つきなど、目で見ることによって診断する方法で、「聞診」とは声の調子など聞くことによって診断したり、患者に尿、大便などの状態(匂い・形・色)を聞き診察する方法です。また、「問診」いわゆる患者の症状や最近あった出来事等、日常の状態を聞き、最後に「切診」(脈の状態を診たり、お腹を触って診たりする)など、患者に触れることによる診断方法を行い、最終的に診断を下します。
中国の中医学診療は、日本と違い、「西(西洋医学)中(漢方医学)融合」治療です。よって、血液検査・尿検査・婦人科検査・MRIなどの西洋検査も同時に行うことができます。また、西洋検査結果も踏まえた中医学診察で、より正確な診断ができるようになっておりますので、漢方診療だけではご心配の方でも、安心して診察を受けることができます。
4. 治療プログラム作成
診察が終了すると、検査結果と中医学理論に基づいて、現在の症状を引き起こした原因や生活改善点・食事法など、細かく指導が行われます。また同時に、漢方処方・鍼治療・理学療法理療・心理カウンセリングなど様々な治療を組み合わせて、より早い改善のための治療プランをドクターが計画し、具体的な治療方法を説明いたします。処方した漢方薬も、薬の作用や副作用などもしっかりと丁寧にドクターが伝えます。ご希望があれば、ドクターが説明させていただいた治療プランもお渡ししております。
5. 診察後に「漢方アロマ茶」のサービス
診察後は、ドクターの指示の下、それぞれの症状に合わせたオリジナル漢方アロマ茶を1杯お出しし、ゆったりとした時間の中でしばしくつろいでいただき、心と身体を同時に休めてもらっています。
◆Five Element Tea ~漢方アロマ茶~
Five Element Tea(ファイブエレメントティー)は、中国で昔から伝わる5種類のお茶を、茶芸師(お茶のソムリエ)が独自でブレンドし、さらに当院の中医師が中医学理論を基に、生薬(漢方薬)のエッセンスを加えた当院オリジナルティーです。それぞれ5つのお茶には、身体の5つの臓器(肝・心・胃腸・肺・腎)に対応させた効能があり、それぞれ木・火・土・金・水の5つのファクターに分類されています。このFive Element Teaは、中国でもここでしか手に入らない漢方アロマ茶です。この機会に是非お試しください。※診察後は無料です
6. 漢方薬処方
漢方薬(生薬)は、従来の煎じて飲む生薬や煎じた液をパックにしてお渡しする生薬ではなく、さらに便利なパウダー状の生薬(溶かして飲むタイプ)を導入し、飲みやすくなっています。この生薬は軽いので出張や旅行に持っていきやすく、また生薬名・グラム数・賞味期限まで明記されていますので、安心してご利用できる中国でも新しい生薬になっています。
7. 鍼灸治療
当院の鍼灸施術の特徴は、第一に施術の痛みが少ないことが挙げられます。人によっては、鍼を刺した感覚がわからない時もあるほどです。鍼が初めての方や鍼に恐怖心があるかたには、特にお勧めです。また、すべての鍼灸師が漢方の知識も深く、中国でもその名を知られた臨床経験30年以上のベテラン鍼灸師も2名在籍していますので、しっかりと的確に治療施術が受けられます。当然、当院で使用する鍼は、1本ずつ完全滅菌の袋に入った安全な使い捨て鍼です。
◆鍼灸・医療マッサージが効果的な症状について
妊娠中に逆子が治らない、妊娠中のつわりがひどい、夜の寝付きが悪くなった、寝違え、体重調整、ストレスによる緊張性頭痛(偏頭痛)、ぎっくり腰、肩こり、小児斜視、小児斜頸、ものもらい、おねしょの改善、尿漏れ(頻尿)、ストレス性の胃痛、不妊症、不眠症、ニキビ、甲状腺機能亢進症、更年期障害、鼻炎、めまい、円形脱毛症、車酔い、耳鳴り、難聴、喘息、胃潰瘍、月経痛、のぼせ、むくみ、こむらがえり、うつ病、パニック障害、嘔吐、脳梗塞後のケア、下痢・便秘、顔面麻痺、坐骨神経痛、三叉神経痛、月経不順、生理痛など
8. 理学療法(理療)
当院では、リハビリテーションのマスター及び国際ライセンスを取得したドクターが3名在籍しています(国籍:中国1名・ドイツ2名)。国際スポーツ大会などのフィールドで、直接選手の痛み軽減サポートにあたっていた経験があり、スポーツによる疾病障害治療を得意とします。筋骨格系の疾患、ペインマネージメント(疼痛処理)、リハビリテーションを主な治療としています。
また、アメリカ理学療法の「オステオパシー」の治療には、アメリカの大学で教授として活躍していいたドクター(国籍:アメリカ)が在籍し、治療を行なっています。
◆オステオパシーとは
オステオパシーとはアメリカの医師が開発し、欧米では医師が病院で用いている手技を使った療法です。肩こり、腰痛から一部の内科疾患、ケガからの回復まで、さまざまな症状や障害の治癒に役立つアメリカ生まれの正式な医学です。
◆理学治療(リハビリテーション治療)が効果的な症状について
頭痛、むち打ち症、寝違い、肩こり、五十肩、腕の痛み、手のしびれ、腱鞘炎、腰痛、ぎっくり腰、椎間板ヘルニア、坐骨神経痛、脊椎管狭窄症、股関節痛、弾発股、膝の痛み、頚部捻挫、肩峰下インピンジメント症候群、野球肘、テニス肘、突き指、足首捻挫、肉離れ、ジャンパー膝、オスグット病、コンパートメント症候群、前脛骨筋症候群、アキレス腱炎、セーバー病、足底筋膜炎 ・・・など。
9. 心理カウンセリング
心理カウンセリングの初回は90~120分のコースをおすすめしています。カウンセリングを初めて受けられる方には、まずは心理療法やカウンセリングについてお話をさせていただきます。その後は、じっくりとお話しを聞かせて下さい。
話す事は、心のデトックスに繋がります。もちろん、話したくないことは話さなくても構いませんし、上手に話す必要もありません。お話しいただく内容から、あなたに合った心理療法を組み合わせて行います。
“心理療法”と聞くと、とても特別なものに感じるかもしれませんが、『質問』『イメージ』『行動』を主に使っていきます。例えば、「向かい側にある座布団に、あなたが苦手だなと思っている人を思い浮かべて、伝えたい事を言ってください」など。しかし、あくまでもあなたが主体ですので、言葉や動作はしたくなければしなくても構わないのです。
今まで聞いた事も無い質問に、あなたは驚くかもしれません。イメージが浮かばないという方もいらっしゃいますが、無理のないように進めていきますのでご安心下さい。セッション内容でわからないことや、不安に思うことがあれば、お気軽にお尋ね下さい。
心理療法は魔法ではありません。心理療法はすべて、あなたの中にある、まだ気付いていない能力を引き出すことで、問題を解決してゆくものです。今までの思い込みの枠を外してゆく行為ともいえます。問題は、玉ねぎの皮を剥くように、徐々に改善されていきます。心理療法によって気付いた事で、あなたの周りを覆っていた薄皮が剥がれ、また新たな気付きを得て剥がれ…、そうしてジワジワと解決の方向へ進んでいきます。
◆こんな時に心理カウンセリングをご利用ください
・休みの日でも動く気力がない。
・誰にも会う気がしない。
・人間関係での悩みがある。(仕事・恋愛・友人・夫婦)
・転職したいが、したい事が見つからない。
・仕事や学校に行く気がしない。
・何となく生き辛さを感じている。
・自分は愛される価値がないと思っている。
・ふとした時に、とてつもない寂しさに襲われる。
・孤独感に苛まれる。
・漠然とした不安や焦りを感じている。
・何でもないときに涙が止まらなくなる。
・言いたいことが言えない。
・過ぎたことをいつまでも引きずってしまう。
・恋愛で同じ過ちをくり返す。
・幸せになりたい。
・自分で何とかしたいが、どうにも出来ないで堂々巡りにはまっている。
・したい事が見つからない、出来ない。
・夢に向かって進みたいのに、動き出せない。
・目標設定ができず、逃げている感じがする。
・もっと自分に自信を持ちたい。
・自己実現に向かって進みたい。
・AとBで決められない事がある。
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- 2013年01月12日