中医学の知ってて得する(Wechat配信)記事
【ストレスに負けそうになったら】話を聞いてくれるドクターがいます
最近、疲れていませんか?
ずっと走り続けているような感覚、ありませんか?
心が安らぐ時間はありますか?夜はちゃんと眠れているでしょうか?
私たちは毎日とても膨大な量の情報を処理しつつ、多くのタスクをこなしながら生活して います。海外生活ともなれば、さらに目には見えないストレスが入れ替わり立ち替わりや ってきます。
またストレスとは、負荷がかかっている状態を指すので、対処できないと負荷がかかり続 けてしまい、生きづらさにもつながります。
この厄介な「ストレス」ですが、 実は、人によって感じ方が変わります。「ストレスに 強い人」には特徴があるのです。
「ストレスに強い人」4 つの特徴
「ストレスに強い」と聞くと抽象的ですが、具体的には仕事や家事子育ての中で、問題が 出てきた時の「選択肢の持ち手が多い人」「対処方法を考えられている人」の事だと言わ れています。
具体的なポイントを確認してみましょう。
① 適応能力があり、問題解決能力が高い
ストレスに強い人は、“変化”に対する適応能力が高い人が多いようです。
例えば、予想外のトラブルが起きたときに「どうしよう」「〇〇なのに!」なんて怒った り、困るのではなく、「次に何をするのが良いか」と、すぐに対策を考えて行動します。 こういったことを繰り返すうちに経験値も上がり、一緒に解決力も高くなってくるので、 次の問題が起きた時に自信を持つことができます。
②感情のコントロールが得意
ストレスに強い人は、上述 1 のような状態で日々過ごしているので、無意識に「なんとか なる」と思え、必然的に安定した感情で過ごしています。
感情が安定している方が脳のパフォーマンスを発揮でき、さらに問題を解決するための良 いアイデアが出てくる良い循環がつくれるのです。
③気持ちよく人にお願いができる
ストレスに強い人は現実的な見方ができる人でもあります。つまり、自分ひとりで出来る ことなど限られていて、人の力がないと無理なこともたくさんあるとわかっているのです。 そのため、人に気持ちよくお願いごとや感謝を伝えられる日常を過ごせています。上述の1 と 2 のポイントも押さえているので、安定した感情で現実的なお願いができることが多いのです。
④充分に体力と気力があること
健康な体を持ち、自律神経のバランスが保たれている方は、体力もあり身体に不調を感じ ないため、前向きな考え方ができるようになります。また運動など定期的に体を鍛えてい る方も同様に、ストレスになるような事が起きても、前向きに対処できる体力と気力が備 わっています。
逆に自律神経のバランスが乱れ、免疫力が低下している状態が続くと、おのずとストレス を強く感じてしまいます。仕事や家事子育てなどがストレスを生み、ストレスが身体の不 調をまねいて、結果的にまた仕事や家事にも影響するという悪循環が起こりやすいとされ ています。
ストレスに強い人」と「そうでない人」の決定的な違い
上記のお話をふまえたうえで、ストレスに強い人とそうでない人の決定的な違いをあげる としたら、それは「柔軟性」と「体力・気力」だと言えます。
自分の期待通りの結果にならないときに、どのように対応したらよいかを考えることがで き、さらに対応案が複数あると、ストレスにはなりません。
またストレスに強い人は期待通りにならない出来事があっても「こうでないといけない、 無理だ」という捉え方をしません。その場に適応して対応できる思考や言動の柔軟性が、 ストレスから心を守ってくれるのです。
反対に柔軟性がないと、答えの見つけ方も分からず無理だと思いながら完璧に近い状態を 目指します。そうなると、ストレスが上乗せされ続け、やがては限界を感じて気力までも なくなってしまいます。
【ドクターからの一言】
誰でも、仕事や家事子育てでやらなければいけないことが重なると、いっぱいいっぱいに なり、ストレスを感じるのは当然です。そんな時に重要なのは、「自分が対処できる方法 は必ずあり、それを探し出せて、困ったときは誰かに聞ける自分がいる」と思い出してあ げることです。
また、ストレスを多く感じているときに、漢方で心のコントロールをすることもお勧めで す。体力が消耗して元気がない、疲れやすい、やる気が起きないなど、ちょっとしたスト レスにも弱いというタイプには、精神安定に導く漢方薬が効果的です。
漢方では「気・血・水(き・けつ・すい)」の 3 つの要素が体内の生命活動をコントロー ルし、これらの不調和が疲れを招くと考えられています。バランスが乱れて足りなくなっ た要素を、漢方で補って改善していくのは、ストレスによる様々な身体の不調に効果的な 治療方法です。
ゆっくり、話を聞いて欲しい。
睡眠の質を改善したい。
身体の不調を改善したい。
そんな時は、ぜひご相談ください。あなたの悩みを真摯に聞いてくれるドクターがいます。 あなたは一人ではありません。一緒に、心と身体を回復させていきましょう。
今回、ご紹介した「ストレスによる悩み相談」は、当院の古川先生が実施しています。
古川先生の診察治療は、黄浦クリニックと虹梅路クリニックで、夜 20:00 まで受けられま す。土曜日でも診察が可能ですので、「眠れない」「疲れが取れない」ほかストレスを感 じている方は一度当院に相談に来てください。
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- 中医学の知ってて得する(Wechat配信)記事
- 2024年06月04日