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気と潤いを補う!8 月のイタリアン薬膳料理

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「中国4千年の「中医学(漢方医学)」の理論をベースに、中医学ドクターが季節に応じた薬膳料理レシピをお伝えする「カンタン!薬膳料理」シリーズ第二十九弾!

 

8月、今回の薬膳料理レシピは、「気と潤いを補う」がテーマです。

 

8 月も後半に突入していきますが、今年も夏のピーク時は猛暑日が続き本当に暑かったで すね!みなさん夏の疲れがからだに来ていませんか?だるさやよく眠れない、むくみなど を感じている人は夏バテかもしれません。まだ気温や湿気も高く、残暑が続きます。残り の夏を元気に過ごすためにも、薬膳レシピでからだの中から調えましょう!

 

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今回は、夏バテ対策として薬膳をベースに、からだの中から調える夏にぴったりの薬膳イ タリアンレシピをご紹介します。

 

「気と潤い」を補う薬膳料理で、夏を乗り切りましょう!

 

「薬膳」と聞くとてもハードルが高いイメージがありますが、季節や体質・体調を考慮し て、ふだんからの食材の特性や組み合わせ流ことも、立派な「薬膳」料理です。

難しい材料を使わず、普段の食材の組み合わせを工夫するだけで、いつもの食材が 「薬膳」に!

 

さあ、「気と潤いを補う食材」を使って「夏バテ」対策をしましょう!

 

 気と潤いを補う!「イタリアン薬膳料理」レシピ
「桃とホタテのカッペリーニ」

 

TOP

 

からだを冷やさずにからだを潤してくれる桃とホタテを使ったパスタです。

 

【材料】(2人分)

・カッペリーニ(細いパスタ)……120g

パスタの箱 カッペリーニ

 

・桃(小ぶりなもの、一口大に切る)……1 個

・ホタテ(お刺身用、半分にスライス)……120g

ホタテと桃

 

・レモンオイル……適量

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【ソース】
・オリーブオイル……大さじ 3

・レモン汁……大さじ 1

・にんにく(すりおろし)……小さじ 1/4

・白醤油……小さじ 1/4※なければ、薄口しょうゆでも大丈夫です。

・塩、こしょう……少々

【仕上げ】
・ミント……適量

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【作り方】

❶ カッペリーニを茹であげ冷水でしめます。

❷桃とホタテをボウルに入れて A)レモンオイル(少量)で絡めておきます。

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❸【ソース】の材料をボウルに入れ、混ぜておきます。

❹パスタ(カッペリーニ)をソースの材料を入れたボウルに入れ、混ぜたらパスタを器に盛ります。

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❺❹の上にホタテと桃を散らし、最後にミントを散らしてできあがり。

仕上がり

 

【ワンポイントアドバイス】

調味料はお好みで調整してください。ただ、どれも割としっかり目に入れた方が具材との バランスがいいです。
白醤油は City Super や日系のスーパーで購入できます。

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ホタテは City Super や日系のスーパーで冷凍のものを購入しても OK です。その場合 は、刺身用ではないので、薄切りに切ったホタテをオリーブオイルで軽く表面をソテーし てください。

ホタテ

 

 

 

古川先生による薬膳食材講座

 

今回、レシピ監修をされた古川先生に、夏バテ防止の効果のある食材を教えてもらいまし た。

 

ドクターのイラスト

下記の食材は、今回紹介した「桃とホタテのカッペリーニ」にも入っているので、是非、作っ てみてくださいね!

 

【夏バテ予防、血流改善に効果的な野菜】

 

もも

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桃は渇きをいやし、お肌や腸を潤し、血の巡りもよくしてくれる作用があるので、乾燥性の便秘の改善にもなります。また、気や潤いも補う効果がるので、汗をかいて夏バテの症 状の時には積極的に摂りたい果物です。

 

ホタテ

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カラダに潤いを与え、腎の働きを高める作用 があり、疲労回復や老化防止の効果が期待 できます。また、 胃腸の働きを高める効果もあるので、食欲不振や消化不良を改善した い時には良い食材です。

 

ミント

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涼性のミントは、熱風邪による頭痛やのどの腫れ、痛みに有効だと言われています。とく に、体の上部の熱を冷ますので、頭や顔のほてり、目の充血に効果的です。香りが気分を リフレッシュさせるので、イライラした時にもよいでしょう。

 

 

ドクターからの一言

 

夏バテ対策に!気と潤いをチャージしよう!

 

夏はいちばん体力を消耗する季節。ここ数年はあまりの暑さに夏バテを早くから感じてい る人も多いのではないでしょうか?夏バテの症状とは、おもに身体がだるい、食欲がない、 寝不足、無気力、イライラ、むくみ、下痢や便秘など。

 

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これらは大量に汗をかくことによる水分不足やミネラル不足、食欲不振からくる栄養不足 などが原因のひとつとして考えられます。薬膳や漢方のベースである中医学では汗をかくと水分だけでなく気(エネルギー)も消耗されると考えるので、夏バテ対策には消耗して しまった水分とともに気を補う必要も。

また、屋外の暑さと屋内の冷房による寒さの寒暖差で自律神経や胃腸の乱れも生じてくるので、それらを調えることも大切です。

 

夏バテなどで悩んでいる方は、一度、相談にきてください。診察の後体質診断し、改善の 方法をお伝えします。

 

今回、レシピ監修をされた古川先生の診察は、黄浦クリニックと虹梅路クリニックで、夜 20:00 まで受けられます。

 

古川先生

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