つらいときにはこのツボ
「おなかが張るときに効く!ツボ押し」
おなかが張っているときは苦しいですよね。ぽっこり出たおなかは、この薄着の季節に気になるものです。消化不良により発生したガスが原因だったり、中医学では「脾胃が弱っている」と診ることもあります。
今回はそんな症状に効くツボをご紹介します。
①内関(ないかん)は手首の横じわからひじのほうへ指を3本あて、その中央に位置しています。
②章門(しょうもん)は、わき腹にあります。気をつけの姿勢で肘関節の高さのあたりの肋骨部分に位置しています。
③中脘(ちゅうかん)はおへそから指5本分あがったところに位置しています。
それぞれ胃腸の不調に幅広く使用されているツボです。また章門は胃腸にかぎらず内臓の諸問題にも有効とされています。
④足三里(あしさんり)は膝下のくぼみから指3本分下のところに位置しています。
⑤三陰交(さんいんこう)は内くるぶしの上へ向かって指3本分のところに位置しています。
足三里は胃腸の不調だけではなく疲労回復や足の痛みなどにもよく使用されている、万能選手です。
三陰交は胃腸、肝臓、腎臓の不調によく使用されています。冷えがある方にも有効です。
刺激は「痛気持ちいい」くらいが適切です。ご家族の方に試してあげるときは、加減がいいか聞きながら押してあげましょう。
体調不良が続く場合は医療機関の受診をおすすめいたします。
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- つらいときにはこのツボ
- 2018年06月12日