つらいときにはこのツボ
下半身の冷え性に効く!ツボ押し
短い秋が終わり、どんどん寒くなっていきます。すると・・・冷え性な方には厳しい冬がやってきます!
携帯カイロやブランケットの活用のほか、今回ご紹介する冷え性対策のツボで冬を乗り切りましょう!
【冷え症に効く!ツボ】
①中脘
中脘(ちゅうかん)はおへそから指5本分あがったところに位置しています。
胃腸の働きを助け、気血のめぐりをよくする働きがあります。
②承山
承山(しょうざん)はふくらはぎにあります。つま先立ちをしたときにぽっこり膨らむ筋肉(腓腹筋といいます)の下側の境界線中心に位置しています。
ふくらはぎは「第二の心臓」とも呼ばれ、足の血液を上半身に送り出す重要な役割をもっています。
③太渓
太渓(たいけい)は内くるぶしのすぐ後ろにあります。こちらも承山同様に下肢の血行改善に効果があります。
④湧泉
湧泉(ゆうせん)は足の裏側にあります。足のつま先とかかとを結ぶ線上の、つま先側約1/3のところにあるくぼみに位置しています。こちらは足の裏がつったときに有効です。足の裏はほかの筋肉とくらべて少ないため、血流が不足しがちな結果、冷えやすいのです。またこのツボと太渓は「腎」を強化し、これによる気血のめぐりを改善する目的があります。
刺激は「痛気持ちいい」くらいが適切です。ご家族の方に試してあげるときは、加減がいいか聞きながら押してあげましょう。
体調不良が続く場合は医療機関の受診をおすすめいたします。
★保険のこと、漢方、鍼灸治療についての疑問、どの先生に診てもらえばいい?などなんでもご質問ください
- つらいときにはこのツボ
- 2018年11月20日