つらいときにはこのツボ
「就寝前の短時間で!律神経コントロールに効く!ツボ押し」
夏真っ盛り!日中は蒸し暑いけれど、オフィスやショッピングモールはエアコンが効いていて気持ちいい・・・。でも、激しい温度差は自律神経を乱しがちです。
今回は就寝前に短時間で手軽にできる自律神経コントロールに有効なツボをご紹介します。
【就寝前の短時間で!自律神経コントロールに効く!ツボ】
①百会
百会(ひゃくえ)は頭の頂点に位置しています。耳を前方に折り曲げ、左右の耳の頂点を結んだ中間にあります。
名前の通り、たくさんの経絡が集まる場所で、臨床でも多くの疾患に使用されています。リラックス効果があるため不眠やウツ治療にも使用されています。
②内関
内関は手首の横じわからひじのほうへ指を3本あてた、その中央に位置しています。
「心包」という経絡上にあり、百会のようなリラクゼーション効果のほか、胸や胃腸の不調にも広く使用されています。
③太衝
太衝(タイショウ)は足の甲の、第一指と第二指の骨が交わるくぼみにあります。
ストレスをつかさどる「肝」の働きを改善し、「陰液」を身体にめぐらせることができます。
④両手両足の爪の両脇
厳密にはそれぞれにツボがあるのですが、今回は「両手両足の爪の両脇」としてご紹介します。
指を一本ずつ、親指と人差し指で詰めの両脇をやさしくもんでください。経絡の多くは指先で連結しており、ここを刺激することで「五臓六腑」を広く整えることができます。また末端の刺激による血行改善も期待できます。
刺激は「痛気持ちいい」くらいが適切です。ご家族の方に試してあげるときは、加減がいいか聞きながら押してあげましょう。
体調不良が続く場合は医療機関の受診をおすすめいたします。
★保険のこと、漢方、鍼灸治療についての疑問、どの先生に診てもらえばいい?などなんでもご質問ください
- つらいときにはこのツボ
- 2019年08月12日