つらいときにはこのツボ
「引き初めの風邪に効く!ツボ押」
朝と夜の冷え込みが冬の訪れを感じさせます。冷えと乾燥の目立つ冬は風邪をとくに引きやすいよう注意の季節です。手洗いうがいの予防も大事ですが、「あ、風邪かも・・・」というときに効くツボをご紹介します。
【引き始めの風邪に効く!ツボ】
①大椎
大椎(だいつい)は、首の後の背骨上にあります。顎を引いたときに特に目立つ飛び出た骨の真下です。
②天柱、風池
天柱(てんちゅう)、風池(ふうち)はおおよそ後頭部の髪の生え際にあります。首の後ろをとおっている2本の太い筋肉の筋と後ろ髪の生え際の交差するエリアを刺激します。
■症状ごとに有効なツボ
頭痛:合谷
合谷(ごうこく)は手の甲を上にした、親指と人差し指の付け根のくぼみにあります。
頭痛、歯痛など、顔の症状に広く使用されるツボです。
鼻水、鼻づまり:迎香
迎香(げいこう)は鼻の穴の両脇、ほうれい線の上部にあります。
鼻の症状にに広く使用されるツボです。
のどの違和感、咳:天突
天突(てんとつ)は鎖骨中央にあるくぼんだ部分にあります。
天突はしゃっくりのほか、咳などの気管にまつわる疾患に多用されています。デリケートな部分なので、マッサージにはコツが必要です。気管に向かって垂直に押すのではなく、くぼみに指をひっかけてフックをかけるように、やや下方向に力をかけます。
人込みを避ける、マスクをする。帰宅したらうがいと手洗いをする。バランスのいい食事をして、ぐっすり眠る・・・よく聞かれる方法ですが、とても大事で有効な予防対策です。なによりも引かないことが大事です。
刺激は「痛気持ちいい」くらいが適切です。ご家族の方に試してあげるときは、加減がいいか聞きながら押してあげましょう。
体調不良が続く場合は医療機関の受診をおすすめいたします。
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- つらいときにはこのツボ
- 2019年11月18日