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 「いびきと睡眠時無呼吸症を改善しよう!」

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いびきと睡眠時無呼吸症を改善しよう!

 

昨今、「睡眠時無呼吸症候群」の患者さんの 94%が「いびき」をかくことから、 「いびき」の治療の重要性が一般の方々にも認知されてきており、脳血管疾患や 心臓疾患等の予防のために、積極的に「いびき」の診療をされる方が増えてきて います。

 

中医学では「いびき」になりやすい体質や習慣を見つけ出し、適切な対処法と体 質改善で「いびき」を軽減させることができます。パートナーや家族に「いびき が大きくて眠れない」と言われる前に、「いびき」を減らす身体改革をしてみま せんか?ご家族と会えない方も多いと聞くこの時期は、ゆっくりと治療をするチ ャンスです!

 

 

 

「いびき」のメカニズムと原因

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(イメージ図)

 

「いびき」は、空気の通り道(上気道)が何らかの原 因でふさがれてしまい、狭くなった気道を空気が通る 時に粘膜が振動して音 が出ます。まずは、その「何ら かの原因」を中医学的に探ってみましょう。

 

「いびき」の原因は大きく分けてこの5つとなります。

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「いびき」と睡眠時無呼吸の関係
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放っておけない「睡眠時無呼吸症」はいびきと同じ原因であることも多く、閉塞性と中枢性と二つに分類できます。

 

★閉塞性…「いびき」のメカニズムで説明した狭窄(きょうさく/通り道がふさ がってしまうこと)が原因にあります。

★中枢性…明確なメカニズムはよく解っていませんが、心臓疾患の方は、中枢性無呼吸症の罹患率が高まる傾向にあることが解っています。

 

 

 

「いびき」の治療法一例は…

 

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睡眠時無呼吸症の中等から重症の場合、西洋治療 ではCPAP治療(※)が必要になることがあり ます。

しかし、一度治療を始めると、無呼吸低呼吸症状 が、他の治療(マウスピースや手術)や生活スタ イルの改善(減量)などで、上気道の狭窄がなく ならない限り、CPAP治療の離脱は難しくなり ます。

また、CPAP治療は対症療法ですので、治療をやめると元の状態に戻ってしまい、脳血管系や循環器系のリスクも再び現れてきます。

ではどうしたらいいのでしょうか?

※CPAP(シーパップ)とは、鼻に装着したマスクから空気を送りこむことで、ある一定の圧力 を気道にかける方法です。一般的には機器そのもの、それを利用した治療を CPAP 治療と呼ばれ ています。

 

 

「いびき」の漢方治療法

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漢方は対症療法ではないので、服用したからといってすぐに「いびき」が止まる人は少ないかもしれません。

しかし、漢方治療は、根本的な治療なので、時間は長くかかりますが最終的には「いびき」をかかない体質へと改善させ、対症療法にも頼らずに生活できるようにしていきます。

 

 

漢方治療のプランニング

①「いびき」の原因と体質を診断し、体質を改善する漢方の治療に入ります。
減量、生活習慣(節酒、禁煙、睡眠剤の中止など)の改善運動睡眠中の 体位改善など、3カ月単位で目標を設定しながら、プレシャーのかからない改善 プランを立てていきます。
③その後は、持続可能な「健康ライフスタイル」の形成、習慣化を目指します。

 

「いびき」体質の改善漢方

中医学では心臓の治療をする場合には、鼻が詰まる「いびき」の症状は、心臓に 負担をかけてしまうため必ず治療をしなければならない症状の 1 つとされていま す。
昔から「いびき」をかく人は心臓が悪いといわれていたように、心臓を改善する ことで「いびき」や睡眠時無呼吸の軽減に役立つと考えられます。

 

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先の「いびきのメカニズムと原因」で紹介した5つの原因別に、体質改善のための漢方を処方します。

 

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「いびき」を減らすことで、将来の心臓や脳血管への負担は軽減できます。
同時に睡眠の質も向上するため、日中の疲労感も減り、仕事のパフォーマンスも 高くなります。
また家族やパートナーの睡眠も確保できるため、いままで仕方ないと思っていた「いびき」でも、改善できる症状だと認識し、あきらめずに治療をしていただくことをお勧めします。

 

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今回、ご紹介した「いびきの体質改善」は、当院の古川先生が実施しています。

 

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西洋医学と中医学の両方に精通している古川先生は、患者さんの体質と「いびきの症状」から、適切な治療法を見極めじっくりと治療プランを説明していただけます。

 

古川先生の診察治療は、虹梅路クリニックで、夜 20:00 まで受けられます。土 曜日でも診察が可能ですので、いびきの症状にお悩みの方は、経験豊富な医師の、 中国本場の漢方治療を試してみませんか?

 

 

 

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