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もしかしたらその症状!糖尿病かも?

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健康診断で「糖尿病予備軍」と言われた

・・・その時のあなたの身体の状態は?

 

糖尿病予備群といわれるのは、どのような状態でしょうか?

2型糖尿病の場合、ある日突然、血糖値が高くなるのではありません。多くの場 合、ゆっくり、何年もかかって血糖値が高くなり、糖尿病に至ります。まだ糖尿 病と診断されるほど血糖値が高くないけれども、正常よりは高くなってきた状態 を「糖尿病の境界型」や「糖尿病予備群」と呼びます。

 

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糖尿病予備群と言われたことのある方の中には、「まだ糖尿病になったわけじゃないから、今は食生活を改善したり、運動をしたりする必要はない」と思っている方がいるかもしれません。

予備群の段階ではなんの症状もないので、そう考えるのは無理もありません。

 

しかし、糖尿病の予備群の段階で、からだの中では変化がおきはじめているのです!

 

例えば、血糖値を下げるホルモン(インスリン)が出にくくなったり、効きにく くなったりする変化は、糖尿病と診断されるずっと前の段階からあるといわれて います。糖尿病予備群といわれる状態から糖尿病に進むにつれて、インスリンの 働きは徐々に弱まっていきます。また、血糖値が高い状態が続くことで全身の血 管にダメージを与えます。そのため、血管の老化である動脈硬化は糖尿病予備群 の段階から生じており、心臓や脳などの血管の病気になりやすくなります。

 

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糖尿病になる前の初期症状は、自覚できない??

 

健康診断で「糖尿病予備軍」と言われていても、自覚症状ない人が多いのですが、 中医学ではその段階から症状を見極めて、治療を行います。では、糖尿病になる 前の症状とはどういった症状でしょうか?

 

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中国医学の「消渇(しょうかつ)」は糖尿病のこと?

 

中医学の古医書には、「消渇」という病名があり、症状は上記と同じ「過食、口 渇、多飲、多尿などの津液の消耗」であると記載されています。

これは現代でいう「糖尿病」の症状だとされていて、血糖測定のできない時代は、 これらの症状が現れた時にすぐに治療を行うべし!とされていたのです。

 

では、インスリン治療などが確立されていない時代は、どうやってこの病気を克 服していたのでしょう。今回は、古代の文献から「消渇(糖尿病)」の由来、誘 因、養生法を探り、糖尿病予備軍の治療法を考えてみましょう。

 

 

中国における「消渇(しょうかつ)」の意味は?

 

「消渇」のは「きえる、なくなる、おとろえる」。は「のどがかわく、つき る、かれる」などの意味があり、最も古い医書である「黄帝内経・素問」を見て みると…

 

①消渇とは『栄養豊富な美食で誘発された病、この病になるとみな、濃厚で甘く 美味しい食物を食するようになるが、この濃厚な旨味は体内に熱を生み、甘味は 腹部を膨張させる

 

②またこの食生活を改善せずにいると『熱が溜まり、気血の流れが悪くなり、経 絡を塞いでしまう』ため、口が渇き、多飲、多尿となり、慢性的な咳や皮膚病も 現れるようになる。

 

③内臓の気血の流れが更に悪くなると『腎水が枯れ、心火が燃え上がり、五臓を 乾燥させる』とされ、体重が減り、尿が濁り、不眠になり、同時に腎臓や心臓の 機能も衰えてくるようになる

 

...と、このように書かれています。

 

 

「消渇」の誘因(古代の文献の名言集より)

 

さらに古代の文献を見ると消渇の原因についてこのように書かれています。

 

①飲食の不摂生

 

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孫思邈は「備急千金要方」の中で長年の飲酒で消渇にならない者はいないと 一番の誘因として飲酒の危険性を記載しています。現代でもアルコールの過剰摂 取が糖尿病のリスクの大きな要因だということは、皆さん、もうご存知ですよ ね?

 

 

②過度の緊張やストレス

 

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清代の名医の葉天士によると「心境の愁鬱(悩みなどで気がふさぐこと)は体の 中から自然に熱が生まれ、消渇のような大病になる」と精神的な面からも糖尿病 の誘因になることが記載されています。

 

 

③睡眠不足による疲労

 

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漢方薬は悪い生活習慣からの離脱を補佐する役割を 担っています。

 

古代の文献でも、睡眠(夜)は副交感神経が優勢になり身体を休める時間帯、し かし、「睡眠質が悪く睡眠時間も短く疲労している人は「陰虚」体質に変化す る」と記載されています。現代の糖尿病研究でも睡眠不足は血糖値の上昇につな がるとされています。

 

「消渇(糖尿病予備軍)」の治療と養生

 

漢方薬

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漢方薬は悪い生活習慣からの離脱を補佐する役割を 担っています。

漢方治療方法は、多飲・多食・多尿の中から、最も 顕著に現れた症状の臓器が、消耗し疲弊していると 考え、上・中・下とタイプ別に分類し治療します。 この方法は 1000 年も前に考案されたと言われてい ます。

 

それぞれこのような漢方を処方します。

 

喉が渇き、やたら水か飲みたくなる人 →【上消(肺消タイプ)】

肺を潤し咽喉の渇きを緩和する漢方を処方
★天門冬、麦門冬、天花粉、玄参、桃仁など

 

 

すぐにお腹がすいて過食になる人 →【中消(胃消タイプ)

胃熱を除き、食欲を抑制する漢方を処方
★黄連、山芋、ソウ朮、石膏、知母など

 

尿量が多く、腰が痛む人 →【下消(腎消タイプ)】

腎陰を補い、排尿を調節する漢方を処方
★熟地黄、牡丹皮、肉桂、黄精、牛膝など

 

 

生活&運動指導

 

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根本的な原因を解決するために、ドクターと共に改善プランを立てます。
仕事の運動レベルや日々の生活習慣、食生活内容を共有し、場合によっては鍼治 療や運動療法治療などを組み合わせながら、糖尿病にならない生活へと改善して いきましょう!

 

 

古川先生からの一言

 

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今回、ご紹介した「漢方治療」は、当院の古川先生が実施しています。

 

先生

 

古川先生の診察治療は、黄浦クリニックと虹梅路クリニックで、夜 20:00 まで 受けられます。土曜日でも診察が可能ですので、「糖尿病の前兆かも?」と不安 になった方は、西洋薬にも詳しい先生のアドバイスと治療が受けられる、この機 会にぜひ、お問い合わせください。

 

 

 

 

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