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2022年元旦から始める!「健康ライフスタイル」
こんな悩みを抱えていませんか?
「仕事が忙しくて時間と心に余裕がない」
「毎日同じことの繰り返しで楽しいと思うことが少なくなった…」
「心や体がなんとなく不調」
また今の状況から抜け出したいとは思っているけれど、目の前の仕事に追われ、忙しくて生活が乱れている。メンタルも体もなんとなく不調気味で、土日は疲れて寝てばかり。生 活を整えて前向きに過ごしたくても、何から着手していいのか分らない。…と困っていませんか?
2022年!まもなく新しい年のスタートです。
これを機に健康ライフスタイルを実践してみましょう!生活が整い、心も体も健康的になれば、きっと仕事もプライベートも充実した日々を過ごせるようになります!
まずは健康を維持するための「睡眠・食事・運動」を意識しましょう!
健康な体を維持するには、よい生活習慣を継続することが大事なポイントです。そのためには、少しずつ無理なくできることから始めましょう。
下記の6つのポイントを表にして、毎日達成できた習慣に○をつけてみてください。
質の良い睡眠をとるための習慣
質のよい睡眠は、疲労回復、ストレスの緩和、パフォーマンスアップなど様々な効果が得られます。質の良い睡眠に特におすすめの2つの習慣をご紹介します。
【眠りの習慣①】
☑ 朝起きたらカーテンを開けて、明るい窓際で過ごしましょう
毎朝目が覚めて日光を浴びると、睡眠・覚醒リズムが整い、質のよい睡眠を得られるようになります。
なぜなら日光を浴びると、眠くなるホルモン「メラトニン」の分泌が抑制され、代わりに 脳を覚醒させるホルモン「セロトニン」が分泌されるから。また、メラトニンは、セロトニンを材料に、日光を浴びてから約 14-15時間後に分泌が増加すると言われています。そのため、朝日を浴びたらその日の夜は快眠できるようになります。
【眠りの習慣②】
☑ 寝る1時間前から、スマホを見ない、もしくはスマホの画面を暗く設定する
寝る前にPCやスマートフォンを見ると、睡眠が浅くなり、眠りの質が低下します。PCやスマートフォンが発するブルーライトを浴びると、脳が「昼間だ」と錯覚し、眠くなるホルモンであるメラトニンが減少するからです。
【ドクターからの快眠アドバイス】
痛みのコントロールに鍼治療が適していると考えられていますが、睡眠の調節にも鍼治療が効果的なことがあります。特にストレスが多く緊張する時間が長い人などは、一度試してください。また、夢を多くみる、身体がほてる、寝汗をかくけど、睡眠薬はまだ必要な い、でももう少ししっかりと寝たい人などは、身体の陰陽のバランスを調節する生薬で睡 眠の質を高めることができますので、一度、ご相談に来てみてはいかがでしょうか?
太らない&疲れないための食事習慣
栄養バランスのとれた食事を1日3食規則正しくとると、健康維持だけでなく、腸内環境が整う、自律神経の乱れを防ぐ、集中力が高まる、きれいな肌を保つなどの効果が期待できます。
【食事の習慣】
☑ 毎朝、朝食を食べる
「朝忙しくて時間がない」「お腹が空かない」という理由で朝食を抜いてしまう人も、朝 食を食べるようにしましょう。朝食を食べると、体内リズムが調整され、”代謝がアップ”するので、消費カロリーの多い身体で 1 日を過ごせます。一方、朝食を抜くと空腹状態が 長く続き昼食を食べ過ぎてしまいがちです。その結果血糖値が急上昇し、インスリンが過 剰に分泌され、糖を脂肪として溜め込んでしまう可能性があります。
どうしてもお腹が空かない場合は、フルーツやヨーグルトなど食べやすい乳製品や果物か ら始めましょう。
また、忙しくて朝食を用意する時間がない場合は、調理の必要のない朝食を常備する、前日に朝食を用意しておくなどの工夫をしましょう。
【ドクターからの健康食事アドバイス】
食べ過ぎると胃腸に負担になり、胃虚状態(消化不良)になりやすくなります。また、食べているのに栄養が吸収できない脾虚状態(栄養ミネラル不足)にもなるため、疲労倦怠 感を感じることが多くなり、さらに過食になりやすく体重コントロールが難しくなります。 一度、胃腸を休めて消化機能を回復してみてはどうでしょうか?漢方薬はこの機能回復を 助けることができます。
身体の滞りをなくすための運動習慣
厚生労働省によると、1 日30分、週2回(合計週60分)の運動習慣がある人は、ない人と比べて生活習慣病の発症リスクが低いという報告があリます。ただ運動方法には決ま った形があるわけではなく、続けていくことが大切です。
忙しくて運動習慣がない場合は「軽い運動でもいいから毎日続ける」ことから始めていき ましょう。
【運動の習慣①】
☑ 毎朝 5 分、朝食前にストレッチをする
普段運動する機会が少ない人は、気持ちよく1日をスタートするために、毎朝 5 分のストレッチを行うことから始めましょう。ストレッチを行うと、緊張がほぐれ心身がリラックス状態に入り、交感神経と副交感神経が交互に活発化することで、自律神経のバランスが 整います。また、全身の血流がスムーズになり、血流が良くなると体温が上がりやすくな り、朝、スッキリを目覚めることができます。
【運動の習慣②】
☑ 1日に10分~30分のウォーキングをする
普段運動習慣がない人はいきなり負担をかけると習慣化のハードルが上がるため、以下を 目安に歩いてみてください。
▼ウォーキング時間の目安
また、気分が乗らない日は靴を履いて外に出るだけで良しとする。忙しくて散歩する時間 を取れない日は、昼ご飯の後に少し歩く。帰宅の際に一つ前の駅で降りて歩いてみる。な ど、無理なく続けられる工夫をしてみましょう。慣れて余裕が出てきたらジョギングに変 更するのも良いでしょう。
【ドクターからの運動アドバイス】
これから運動を始めたいと思っている人は、こういった身近な生活の中で活動量を増やすことを第一に考えていきましょう。しかし体が疲れていてやる気が出ない場合には、ご相 談ください。疲れの原因を突き止め、五臓六腑を調節する漢方薬で、次第に体が軽くなり 活動量を増やす助けをします。
1日の終わりに心の疲れをとる、リフレッシュ習慣
休んでも疲れが取れない、よく寝たはずなのに朝から身体が重い、と感じている人は、1 日の終わりに思考をリセットし、リフレッシュする習慣を作りましょう。体が健康でも、 常にストレスを抱えていると、遅かれ早かれ、慢性的な疲れ、頭痛、めまい、不眠、腰痛、 冷え、便秘、腹痛といった様々な不調となって現れます。脳や心が休まらずにストレスを 受け続けると、興奮して交感神経の働きが高まりやすく、自律神経の働きが悪くなるからです。
【リフレッシュ習慣】
☑ 寝る前に10 分間、ストレッチと瞑想をする
体のコリの主な原因は、血流の滞りです。1日中同じ姿勢で仕事をすることが多い人は、 血流も滞ってしまうことが多く、必然的に身体に痛みが出てくるようになります。1日の 終わりにストレッチで体をほぐすことで、血流がスムーズになり、気になる体のコリも軽 くなります。
また、ストレッチが終わったら、そのまま横になり楽な姿勢で、何も考えない時間を取り ましょう。自分一人では、何か考えてしまう···と言う人には、マインドフルネスの方 法を教えてくれるアプリ「Better Sleep」などを活用して実践してみるのもいいでしょう。
【ドクターからのリフレッシュアドバイス】
身体の中で太腿の筋肉が大きいため下半身のストレッチをすることで、全身の血流が良く なり睡眠モードに入り易くなると考えられます。私たちのクリニックでは睡眠前のストレッチを教えています。また、心が穏やかになるお花の茶を紹介したり、夜になると緊張し やすい陰虚タイプの人には、夕飯後に服用する漢方薬を処方することもできます。
今回、ご紹介した「健康ライフスタイル」は当院の古川先生が実施しています。古川 先生の診察は、黄浦クリニックと虹梅路クリニックで、夜 20:00 まで受けられます。
土曜日でも診察が可能ですので、生活習慣を見直したいという方は、西洋治療や薬膳 にも詳しい古川先生に一度相談してみてください。
お問い合わせをお待ちしています。
★保険についてのご質問や、どの先生に診てもらえばいいどの?漢方薬は苦い の?など、なんでもご質問ください!
- 中医学の知ってて得する(Wechat配信)記事
- 2021年12月27日