つらいときにはこのツボ
「寝違えに効く!ツボ押し」
おはよー!・・・あれ、首どうしたの?それ以上曲がらないの?「うん・・・寝違えちゃって・・・」。寝違えた日は一日が不便ですよね。
今回はそんな症状に効くツボをご紹介します。
【寝違えに効く!ツボ】
①肩井
肩井(けんせい)は乳頭に手を置いて、そのまま肩の上縁まで移動させ、その周辺のコリを感じる部分を探します。
親指以外の4本指をひっかけてフックをかけるように、やや下方向に力をかけると刺激を与えやすいです。
②大椎
大椎(だいつい)は、首の後の背骨上にあります。顎を引いたときに特に目立つ飛び出た骨の真下です。
大椎は寝違えのような筋肉の問題に効果があるほか、風邪を引いたときにもよく使用されるツボです。
③天柱、風池
天柱(てんちゅう)、風池(ふうち)はおおよそ後頭部の髪の生え際にあります。首の後ろをとおっている2本の太い筋肉の筋と生え際の交差するところを刺激します。
こちらも大椎と同じく風邪にも使用されています。
④後渓
後渓(こうけい)は手のひらの小指側の側面にあります。手のひらの横ジワの端のやや下にあるくぼみを、下から小指側に押し上げるように刺激します。
後渓は首と離れたところにありますが、寝違えや肩こりなどにも幅広く使用されています。
刺激は「痛気持ちいい」くらいが適切です。ご家族の方に試してあげるときは、加減がいいか聞きながら押してあげましょう。
ご注意!
寝違えの原因は、就寝時の姿勢が適切でないために起こることが主です。一方で、慢性的に局部に問題を抱えていると、寝違えを起こしやすいことになります。その場合はたとえ寝違えが起きていなくとも適切な処置が必要です。
体調不良が続く場合は医療機関の受診をおすすめいたします。
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- つらいときにはこのツボ
- 2018年09月17日