つらいときにはこのツボ
風邪予防に効く!ツボ
年末年始のご帰省から上海に戻ると、人の多さに寄ってしまいそうになります。雑踏には風邪のウイルスがたくさん!マスクをしたりこまめな手洗いが風邪予防の基本ですが、今回ご紹介するツボを合わせると、もっと効果的です!
【風邪予防に効く!ツボ】
①大椎
大椎(だいつい)は、首の後の背骨上にあります。顎を引いたときに特に目立つ飛び出た骨の真下です。
中医学では大椎は「三陽の通り道」として、風邪に対する重要な役割を持っていると考えています。予防だけでなく、引き初めにもよく使用されています。
②中脘
中脘(ちゅうかん)はおへそから指5本分あがったところに位置しています。 胃腸の働きを助けます。健康な身体、はまず健康な胃腸から!です。
③足三里
足三里(あしさんり)は膝下のくぼみから指3本分下のところに位置しています。
養生のツボとしても有名な足三里は、中脘同様に胃腸の働きを強化します。鼻やのどから侵入したウイルスは胃にも到達しますが、胃酸によって殺菌されるのです。健康な胃腸は殺菌のほか排便による排毒にも有効ですので、辛かったり脂っこかったりするような刺激的な食事は少なくしましょう。
これらのツボにホッカイロをあてて温めるのも、とても効果的です。肌に直接長時間あてると低温やけどの心配があるので、服の上からあてるなど調整しましょう。
刺激は「痛気持ちいい」くらいが適切です。ご家族の方に試してあげるときは、加減がいいか聞きながら押してあげましょう。
体調不良が続く場合は医療機関の受診をおすすめいたします。
★保険のこと、漢方、鍼灸治療についての疑問、どの先生に診てもらえばいい?などなんでもご質問ください
- つらいときにはこのツボ
- 2019年01月22日
「大掃除の疲れに効く!ツボ押し」
もういくつ寝るとお正月、お正月にはタコ挙げて・・・いや!まだ大掃除が終わっていません!一年の汚れを落として、お正月を迎えたいのだけれど、でも大掃除って疲れてしまうと不安な方へ、大掃除の疲れに効くツボをご紹介します。これで気持ちよくお正月を迎えることができます!
【大掃除の疲れに効く!ツボ】
①肩井
肩井(けんせい)は乳頭に手を置いて、そのまま肩の上縁まで移動させ、その周辺のコリを感じる部分を探します。 親指以外の4本指をひっかけてフックをかけるように、やや下方向に力をかけると刺激を与えやすいです。
②承山
承山(しょうざん)はふくらはぎにあります。つま先立ちをしたときにぽっこり膨らむ筋肉(腓腹筋といいます)の下側の境界線中心に位置しています。 立ち仕事で張ったふくらはぎをほぐしてくれます。
③腎兪
腎兪(じんゆ)は気を付けの姿勢をしたときに肘がわき腹にあたる高さにあります。背骨の中心から左右へ指の幅2本離れたところをぐっと押し込みましょう。 「腎」の働きを助けることで疲れをいやすほか、腰の筋肉をほぐしてくれます。
これらのツボにホッカイロをあてて温めるのも、とても効果的です。肌に直接長時間あてると低温やけどの心配があるので、服の上からあてるなど調整しましょう。
刺激は「痛気持ちいい」くらいが適切です。ご家族の方に試してあげるときは、加減がいいか聞きながら押してあげましょう。
体調不良が続く場合は医療機関の受診をおすすめいたします。
★保険のこと、漢方、鍼灸治療についての疑問、どの先生に診てもらえばいい?などなんでもご質問ください
- つらいときにはこのツボ
- 2018年12月18日
下半身の冷え性に効く!ツボ押し
短い秋が終わり、どんどん寒くなっていきます。すると・・・冷え性な方には厳しい冬がやってきます!
携帯カイロやブランケットの活用のほか、今回ご紹介する冷え性対策のツボで冬を乗り切りましょう!
【冷え症に効く!ツボ】
①中脘
中脘(ちゅうかん)はおへそから指5本分あがったところに位置しています。
胃腸の働きを助け、気血のめぐりをよくする働きがあります。
②承山
承山(しょうざん)はふくらはぎにあります。つま先立ちをしたときにぽっこり膨らむ筋肉(腓腹筋といいます)の下側の境界線中心に位置しています。
ふくらはぎは「第二の心臓」とも呼ばれ、足の血液を上半身に送り出す重要な役割をもっています。
③太渓
太渓(たいけい)は内くるぶしのすぐ後ろにあります。こちらも承山同様に下肢の血行改善に効果があります。
④湧泉
湧泉(ゆうせん)は足の裏側にあります。足のつま先とかかとを結ぶ線上の、つま先側約1/3のところにあるくぼみに位置しています。こちらは足の裏がつったときに有効です。足の裏はほかの筋肉とくらべて少ないため、血流が不足しがちな結果、冷えやすいのです。またこのツボと太渓は「腎」を強化し、これによる気血のめぐりを改善する目的があります。
刺激は「痛気持ちいい」くらいが適切です。ご家族の方に試してあげるときは、加減がいいか聞きながら押してあげましょう。
体調不良が続く場合は医療機関の受診をおすすめいたします。
★保険のこと、漢方、鍼灸治療についての疑問、どの先生に診てもらえばいい?などなんでもご質問ください
- つらいときにはこのツボ
- 2018年11月20日
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