つらいときにはこのツボ
イライラ・ストレスに効く!ツボ押し
【太衝(たいしょう)】
太衝は足の甲にあります。
足の甲の親指と人差し指の間を足首側にたどっていくと、指が止まる場所があります。
足の親指につながる骨と人差し指につながる骨の交わる場所の手前です。そこが太衝です。
太衝にはストレスや緊張をほぐし、神経の高ぶりを落ち着かせる働きがあります。
押してみて痛い場合は無理に刺激せず、優しくさすってください。
太衝のツボはイライラ、ストレス、緊張の他、不眠、のぼせ、めまいや生理痛の治療にも使われます。
【神門(しんもん)】
神門は手のひら側の手首の横ジワの上、小指の下あたりにあり、くぼんでいます。
「神」とは精神や思考活動のことを言い、それが出入りする場所ということで神門という名前がつけられています。
神門のツボは気持ちを落ち着かせる働きがあります。
神門のツボはヒステリー、不安、不眠などの他、どうきや心臓疾患などにも効果的です。
【労宮(ろうきゅう)】
労宮は手のひらのだいたい真ん中のあたり、手を自然に握った時に中指が当たる場所にあります。人差し指と中指の骨の間でやや中指側に位置します。
労働をする手の中心にあることから労宮という名前がつけられています。
労宮のツボには気持ちを落ち着かせ、神経の高ぶりを抑える働きがあります。
不安、イライラ、不眠、手の汗、どうき、胸の痛み、口内炎などに効果的です。
★保険のこと、漢方、鍼灸治療についての疑問、どの先生に診てもらえばいい?などなんでもご質問ください
- つらいときにはこのツボ
- 2017年04月11日
眠気に効く!ツボ押し
【合谷(ごうこく)】
合谷は両手の甲にあります。
手の甲にある人差し指の骨を指の付け根から手首側にたどっていくと少しくぼんでいる場所があります。そこが合谷です。
人差し指の骨に向かって押し込むとズーンと痛みを感じる場所です。
親指の骨と人差し指の骨の間が谷のようになっているのが名前の由来と言われています。
身体の上部の気血の巡りを改善させる働きがあり、特に首から上に現れる症状に効果があります。
風邪の引き始め、眼の疲れ、鼻の症状、歯の痛み、肩こり、便秘、ストレスなど様々な症状を改善させる働きがあり、万能ツボとしても知られています。
【百会(ひゃくえ)】
百会は頭のてっぺんにあります。
左右の耳をつないだ線と顔の中心を通る線の交差した場所が百会です。すこしくぼんでおり、押すと少し痛みを感じる場所です。
たくさんの「気(エネルギー)」が集まり、会う所ということで百会という名前がついています。
百会は大脳の調節機能と関係があるツボと言われ、頭をすっきりと目覚めさせ、活動性を高める「陽気」を上に引き上げる働きがあります。
治療では頭痛、眩暈、ストレス性の症状、耳鳴り、鼻づまり、痔、下痢などに使われます。
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- つらいときにはこのツボ
- 2017年03月10日
便秘に効く!ツボ押し
【天枢(てんすう)】
天枢は、おへその両わき指3本外側にあります。
上半身と下半身境目にあり身体の枢軸となる重要なツボと言われています。
消化器系の働きを整え、便秘にも下痢にも効果があります。
下半身の血流を良くする働きがあり、消化器系の症状の他、生理痛や生理不順などの治療にも使われます。
お腹が冷えて便秘をする場合は、このツボを温めると効果的です。
お腹のツボなのであまり強く押しすぎないように気を付けてください。
【大巨(たいこ)】
大巨は天枢から指三本分下に下がったところにあります。
大腸の動きを正常にするため、便秘にも下痢にも良いツボです。
押してみて痛い場合は強く刺激せず、優しくマッサージをしてください。
大巨のツボは消化器系の症状の他、生理痛や生理不順、不妊症などの婦人科系の症状や膀胱炎などの治療にも使われます。
【神門(しんもん)】
神門は左右の手の手のひら側の手首の横ジワの上、小指の下あたりにあり、くぼんでいます。
「神」とは精神や思考活動のことを言い、それが出入りする場所ということで神門という名前がつけられています。
神門のツボは不安を和らげ、気持ちを落ち着かせる働きがあり、自律神経に働きかけ、胃腸の働きを整えてくれます。
便秘の他、不安、不眠、ヒステリー、どうきや心臓疾患などにも効果的です。
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- つらいときにはこのツボ
- 2017年02月13日
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