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ED(勃起不全)を本場の漢方治療で改善!
ED(勃起不全)を本場の漢方治療で改善!
ED(勃起不全)とは、「勃起機能の低下」を意味する英語Erectile Dysfunctionの略です。専門的には「満足な性行為を行うのに十分な勃起が得られないか、または維持できない状態が持続または再発すること」とされています。つまり、勃起が起こらないケースはもちろんのこと、硬さが不十分、勃起状態が維持できないなど、満足な性交が行えるだけの勃起が得られない状態は、いずれもED(勃起不全)となります。
1998年に行われた調査によると、中等度ED「たまに勃起、性交中勃起は維持できる」と、重度ED「勃起せずに性交不可能」の日本人男性(成人)は、約1130万人でした。
年代別に見ると、なんと日本人男性の40歳代の5人に1人、50歳代の2.5人に1人、60歳代の1.7人に1人が中等症以上のED(勃起不全)ということになります。
実はED(勃起不全)は身近な疾患と言えます。女性は更年期障害という症状がありますが、EDは男性の更年期における、よくある疾患なのです。
EDを引き起こす原因
EDを引き起こす要因は多々あります。
ストレス、内臓疾患及び内服薬の副作用、アルコール、手術または怪我の影響、など。
また、EDは生活習慣の乱れから発生することが多く、特に若くしてEDになる場合は生活習慣病に由来するものだと考えられます。30代くらいから代謝低下を感じる方が増えてきますし、この頃から下半身の減退を感じる方も多くなります。基礎代謝が低下していると感じたらED対策が必要です。体脂肪と血中脂質を減らすことも大事な要素です。
また、一般的に大きな原因と考えられている「年齢」も、実は年齢が理由だけで発症しているケースはほとんどなく、多くは、下記のような身体の疾患そのものに原因があると言われています。
ですので、治療のポイントはこれらの外的要因を改善しつつ、ED症状を改善していく・・・まさに「中医学(漢方や鍼治療)」が得意とする治療方法なのです。
EDに対する漢方・鍼治療の選択肢
現在、医師の処方箋で出されていないED対策用のサプリメントや精力剤は、すべてのケースで効果的でないか、副作用があります。ネット販売のED治療薬は、半数近くが偽造品との調査データがあります。インターネットで購入したり、友達から貰ったりしたものを安易に服薬してはいけません。必ず医療機関で診察と処方を受けましょう。
当院が行う中医学治療は、ED治療に非常に効果的で副作用のない結果を出しています。
ではどのように治療を進めていくのでしょうか?今日は、その一部をご紹介します。
漢方薬
漢方薬は、EDの原因となるエネルギー不足や精神的な不調を、身体の内側から改善しようとするものです。中国医学におけるEDは、「腎(じん)」のエネルギーが弱る「腎虚(じんきょ)」と呼ばれる状態によるものと考えられています。「腎」は生きるエネルギーを蓄える器官で、老眼、物忘れ、白髪など老化に伴う諸症状の多くは「腎虚」によるものです。EDもその一つと考えます。
鍼治療
鍼灸は、ED治療効果の高い方法として、今は世界中で使用されています。
まずは、鍼治療で全身を調整し自律神経のバランスを整えていきます。また、自律神経調整治療に加えて、腎の陽気を補う(補腎)の治療も同時に行います。
また、骨盤内動脈の血流量を増やすために、下腹部と仙骨穴に置鍼+電気刺激も行います。EDは、下半身に十分な血液を送る事が出来ないために発生する症状なので、体内の血流を改善する事が最優先事項なのです。
鍼はまた、前立腺の炎症などの関連する泌尿器系の疾患も同時に治療し、全身のバランスを整える重要な治療になってきます。
診察について
当院の診察は問診が中心となります。患部への触診等はありません。
今回、ご紹介した「ED改善の漢方と鍼治療」は、当院の黄健理先生と古川先生が実施しています。
50年以上の臨床経験と研究から裏付けされた、黄健理先生のED治療は、効果も非常に高く今まで多くの患者を改善に導いてきました。黄健理先生と古川先生の診察治療は、黄浦クリニックと虹梅路クリニックで、夜20:00まで受けられます。土曜日でも診察が可能ですので、今、EDにお悩みの方は中国にいる今、この機会にぜひ、お問い合わせください。
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- 2020年04月30日